サンデー毎日6/8号で『スクリプターはストリッパーではありません』が紹介されました。
評者はエッセイストの中野翠氏。
「スクリプターという仕事は、実に多岐にわたっていて、基本的には、各場面の衣装や
小道具のチェックから、ショットの長短などすべてのデータを記録する仕事であるら
しい。(中略だから、監督から絶大な信頼を置かれている存在であるらしい。」
「現場の人ならではのリアルさで描写されていて、群像劇的な面白さである。あらためて
日活映画史が生き生きと回顧されている。」
白鳥あかね 著
定価 3,024円(本体価格2,800円)
日活黄金期の〈渡り鳥〉シリーズでは斎藤武市、日活ロマンポルノ
では神代辰巳の女房役として活躍したスクリプター白鳥あかねのイ
ンタビュー集。波瀾万丈の〈スクリプターから見た戦後日本映画史〉。