11/3付読売新聞書評欄で、『三面記事の歴史』が紹介されました。
評者は西洋美術史家で京都大学教授の岡田温司氏。
「三面記事には人を引き付ける不思議な魅力がある。(中略)
著者のロミは読者の意表を突く切り口で歴史の裏街道を語らせたら
右に出るもののいない名人。本書でもその芸当はいかんなく発揮されている。」
「三面記事からヒントを得て創作された名高い小説や芝居、絵画の数々も
紹介されていて興味は尽きない。」
本 よみうり堂
ロミ 著
土屋和之 訳
予価 3,990円(本体価格3,800円)
中世から現代まで、興味の尽きない「三面記事」を収集、
その変遷と不可思議を250に及ぶ貴重な図版とともに
跡づけた豪華奇書。多種多彩なゴシップを博物誌的に
精査して、人の好奇心と普遍的な愚かしさをも炙りだす。