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『加藤まさをの乙女デザイン展 』開催〈〜6/17(月)〉

更新日:2013/06/10

ロマンス、メランコリー、メルヘン、エキゾチック、そして乙女たちの憧れ
モダンガール......
加藤まさをは、夢溢れる乙女世界を描いて、爆発的な人気を博した
大正時代を代表する抒情画家です。
ほんのりとした色合いとやさしく薫るような妖精画や、
不思議な格好をした童謡の登場人物たちは、
一度見たら忘れられなくなるような魅力に溢れています。
本展では、加藤まさをの絵はがきや挿絵、楽譜、詩画集を一堂に展覧すると
共に、大正、昭和初期の乙女デザインの作家たちもご紹介いたします。
香り立つ大正ロマンをご堪能ください。



『加藤まさをの乙女デザイン展 華やかなる大正抒情画家たち
~夢二、かいち、華宵(かしょう)、春佳(しゅんか)~」

◆期間:5月24日(金)~6月17日(月)[会期中無休]
◆会場:美術館「えき」KYOTO:ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
    (京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町)    
◆開館時間:10:00-20:00(最終日は17:00時閉館)
       入館締切/各日閉館30分前
◆入館料:一般 700円、高・大学生 500円、小・中学生 300円(200円)



※イベント会場にて好評販売中!
『加藤まさをのロマンティック・ファンタジー  大正・昭和の乙女デザイン』






<プロフィール>
本名、加藤正男。1897(明治30)年、静岡県藤枝市生まれ。
幼い頃は病弱で絵や歌を好む少年であったが、教師であった父の意向で
美術学校ではなく立教大学予科に入学。かたわら川端画学校に学ぶ。
大学で英文学を学んだことから、イギリスの画家デュラックに惹かれて
本格的に抒情画に取り組み、1919(大正8)年には「加藤まさを」の名で
東京神田の上方屋平和堂より絵はがきが次々に刊行され一躍有名になる。
当時、ヨーロッパでは印刷技術の革新が進み、まさをも新しい印刷技術を
取り入れて、多様な風合いの抒情画を次々に生み出した。
生涯を通じて童謡、挿絵、楽譜、詩画集を発表し続け、大正末期から昭和
初期にかけて竹久夢二、高畠華宵(たかばたけかしょう)、蕗谷虹児(ふきや
こうじ)らと共に抒情画全盛時代を築いた。




加藤まさを 画
山田俊幸 監修/永山多貴子・竹内唯 編
定価 2,730円(本体価格2,600円)
挿絵、絵はがき、楽譜に画筆を振るい、『月の沙漠』など童謡の作詞、
少女小説に至るまで、乙女たちの憧れの世界で活躍した
大正時代を代表する抒情画家のメルヘンとファンタジーに満ちた魅力を
新視点から紹介する美麗画集。



『消えゆく虹』 ※在庫僅少
加藤まさを 絵・著
定価 2,415円(本体価格2,300円)
曲馬団に生きる澄三と鞠子。みなし子のはずの鞠子が実は
富豪の娘であることが分かり、2人の運命は大きく変わる。
著者自らの挿画で生き生きと描かれる
ドラマは、読む者をスリルとサスペンスの世界に誘う。

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