2013年2月
2013年2月情報一覧です。
〈手塚治虫トレジャー・ボックス〉第三回配本『どろろ』発送日のお知らせ
刊行が遅れて大変ご迷惑をお掛けしておりました『どろろ』ですが、
ご注文いただいておりますお客様への発送日が決定いたしましたので、
ご報告させていただきます。
2013年3月25日に小社倉庫に商品が納品されますので、小社に直接
ご注文いただいておりますお客様には当日の発送となります。
書店様にご注文いただいてるお客様には、書店様の店着まで
1週間程度お時間をいただきます。
末尾ではござますが、刊行が大幅に遅れてしまい、
ご予約いただいておりますお客様をはじめ、
関係各位にご迷惑をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
『井上ひさしの劇世界』が第18回AICT演劇評論賞を受賞!
弊社より刊行された扇田昭彦氏の『井上ひさしの劇世界』が、国際演劇評論家協会(AICT)日本センターが選ぶ第18回AICT演劇評論賞を受賞しました。
AICTはUNESCOの下部組織で、国際的な舞台芸術の評論家のための協会で、
AICT演劇評論賞とは演劇・ダンスの優れた批評を顕揚し、その発展を図るために、演劇・舞台に関する優れた評論書に贈るものです。
扇田氏の受賞は『唐十郎の劇世界』に続き2度目になります。
新聞記者時代から井上ひさし氏の活動を見つめてきた扇田氏の「井上ひさし評」のすべてがつまった一冊です。
北海道弟子屈町における温泉発電事業の実施について
2013年2月19日
関係各位
会社名 国書刊行会グループ
(株)セイユウ
代表取締役社長 佐藤象三郎
問合先 広報IR 佐藤象三郎、中川原 徹
電話番号 03-5970-7430
北海道弟子屈町における温泉発電事業の実施について
(株)国書刊行会グループの(株)セイユウ(以下、弊社)は、北海道川上郡弟子屈町にて、温泉発電事業を行うべく、再生可能エネルギー発電設備認定を経済産業省に申請しておりましたが、本日付にて許可の連絡を受けましたので、温泉地熱発電の実施をこれより開始いたしますので、お知らせいたします。
本事業は、本年9月より実証調査も兼ねた本格操業を開始する予定です。発電機は(株)ゼネシスが開発した小型排熱温度差発電装置(Mini-DTEC)を用い、毎分500リットル、97℃の温泉水で60~80kWの発電を目標とします。
また、発電後の温排水を2万~3万㎥のビニールハウスの温室用に使用、野菜栽培等の2次利用の計画をしており、雇用拡大等の地域との共生と自然エネルギー資源の最大活用をめざします。
火山国日本国内には、温泉熱資源が至る所に存在しております。純国産のエネルギーであり、環境にやさしく、再生可能エネルギーのフロントラインであります。太陽光や風力発電と異なり昼夜・天候にかかわらず連続して発電できる安定電源でもあります。また弊社の様な中小企業でも、有効な温泉井戸さえあれば容易に参入可能です。弊社の発電事業化により、国内でさらなる利用拡大が望まれることを期待します。
今後、地域との連携協力のもと環境に十分な配慮を行い、多くの温泉関係者が参入を目指す先導役として、本事業を推進する所存です。
実業之日本社×国書刊行会 生誕100年中原淳一フェア開催中!
実業之日本社×国書刊行会 生誕100年中原淳一フェア開催中
中原淳一生誕100年に合わせて、実業之日本社さんと全国書店で共同フェアを開催しております。
(開催店舗詳細は下記になります。)
中原淳一の美し絵に彩られた両社の美麗な書籍が一同に会する目にも美しいフェアとなっておりますので、
開催店舗に是非、お立ち寄り下さい。
※店舗によって開催時期が異なりますので、詳細は各店舖にお問い合わせ下さい。
一部店舗では数に限りがありますが、2社のフェア商品をお買い上げいただくとノベルティを差し上げます。
「都市を形づくる村野藤吾のファサードデザイン」開催中〈〜5月6日(月)〉
日本を代表する建築家の精髄を公開!
第12回村野藤吾建築設計図展
「都市を形づくる村野藤吾のファサードデザイン」展開催中
村野藤吾(1891年~1984年)の建築家としての仕事を振り返るとき、
その主軸をなすものの一つに、都市の街角の表情を形づくる建物として、
オフィスビルや銀行、商業ビルや百貨店といった一連の作品群があることに気がつかされます。
それらの建物は、その街のランドマーク的な存在として、長い時間にわたって人々に親しまれてきたものです。
またいずれの建物も、村野独自のデザインが施された、独特の雰囲気を醸し出してもきました。
しかし、残念なことに、近年の激しい都市再開発の影響もあって、こうした高い価値をもつ
村野の建築が次々と取り壊しの危機を迎えていることも事実です。
すでに、初期の代表作であるそごう大阪本店(1933年)や、戦後の大作の一つである
新ダイビル(1958年)などが取り壊されて姿を消し、大阪新歌舞伎座(1958年)も、
現在閉鎖されたままの状態になっています。
こうした中、あらためて村野が都市に何をもたらそうとしたのか、
その独自のファサードデザインと形態操作にどのような意図が込められていたのか、を確認することは、
建築が都市に何をできるのか、良好な都市景観はどのようにすれば守り育てることが可能なのか、
など、建築と都市の明日を考える上での貴重な手がかりを与えてくれることでしょう。
そこで、本展では、村野藤吾が都市の中で試みた大小21件の建築作品を取り上げて、
端正で格調の高いデザインに込められた建築思想の在りかを確かめてみたいと思います。
現存する作品を撮り下した現況写真も含め、原図や模型などの資料を通して、
是非、村野藤吾の世界の一端に触れてください。
★国書刊行会より2月刊行の『村野藤吾のファサードデザイン─図面資料に見るその世界─』も
会場にて販売予定
◆会期 平成25年2月4日(月)~平成25年5月6日(月)
◆開館時間 10時~17時(入館は16時30まで)
◆休館日 日曜・祝日・2月25日(火)・26日(水)、3月12日(火)・13日(水)
※ただし、4月28日(日)から5月6日(月)までの間は開館します。
◆会場 京都工芸繊維大学美術工芸資料館
京都市左京区松ヶ崎橋上町
TEL 075-724-7924
FAX 075-724-7920
◆入館料 一般200円、大学生150円、高校生以下無料
京都工芸繊維大学美術工芸資料館/
村野藤吾の設計研究会 編
定価 3,990円(本体価格3,800円)
村野藤吾作品の主軸のひとつである、
都市の街角を形づくるビルディング、
劇場などのランドマーク的建築群に込められた
独特の思想のありかを、遺された貴重な設計図を
もとに読み解く。初公開資料多数収録。
『エプロンおじさん 日本初の男性料理研究家・牧野哲大の味』刊行記念イベント〈3/16(土)〉
『エプロンおじさん 日本初の男性料理研究家・牧野哲大の味』刊行記念イベント 開催!
今年が生誕100年にあたるイラストレーター・中原淳一にみいだされた
「エプロンおじさん」こと、日本初の男性料理研究家・牧野哲大さん。
NHK「きょうの料理」最古参講師であり、料理書の著書は100冊にのぼります。
その人柄を映すお洒落なエプロン(世界中で集め、300枚以上所持!)を
トレードマークに、「料理は色気と消化」を重んじる物語性のある
牧野さんのテーブル世界は時代を超えて、人々の心とお腹をとらえて離しません。
今回、そんな牧野さんの80年をたっぷりの写真とともにたどる
『エプロンおじさん 日本初の男性料理研究家・牧野哲大の味』
の刊行を記念して、中原淳一との出会いと交流、下積み時代秘話、
すぐに真似したいとっておきのレシピ、
食卓を楽しく彩る食器や秘蔵のエプロンなどを紹介しながら、
編著者の高原たまさんと素敵な暮らしのヒントを語っていただきます。
このイベントでしか味わえないアノ逸品の試食&おまけペーパー付き!
◆出演 牧野哲大(料理研究家)
高原たま(『エプロンおじさん』編著者)
◆開催日時 3月16日(土)14:00~16:00 (13:30開場)
◆場所 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
◆入場料 1500yen + 1 drink order
◆チケット購入 本屋B&Bサイト内 チケット購入フォーム
※イベント参加チケットは先着順での販売となります。
参加チケットご希望の方は本屋B&Bの店舗、
またはHPのチケット購入フォームにてお求め下さい。
なお、チケットはなくなり次第販売を終了致します。
高原たま 編著
定価 1,785円(本体価格1,700円)
男性料理研究家のさきがけ、エプロンおじさんこと
牧野哲大氏の80年を料理とともにたどる一冊。
「なつかしい味」「あこがれの味」「いまの味」を
テーマにした30以上のオリジナルレシピに加え、
秘蔵のエプロンコレクションも紹介。
「生誕100周年記念 中原淳一展」開催中〈〜2月18日(月)〉
日本橋三越本店にて生誕100周年記念中原淳一展、開催中!
以降、全国巡回予定!
戦前から戦後にかけて、雑誌編集をはじめファッションデザイナー、人形作家、
インテリアデザイナーなど多彩な才能を発揮した中原淳一(1913~1983)。
一貫して女性として美しく生きる姿勢、外面とともに内面を磨く大切さを説き、
常に圧倒的な支持を得て来ました。
本展覧会は、2013年が生誕100周年にあたるのを記念し、その偉業を紹介するものです。
デビュー前から晩年に至るまでの足跡を押さえつつも、特に戦後自らの雑誌『それいゆ』
『ひまわり』『ジュニアそれいゆ』を創刊してから花開いた多彩な才能に重点を置いて展覧。
時を超えて色褪せないファッション画やライフスタイルの提案など、現代への影響も浮き彫りにされます。
雑誌の表紙絵や挿絵、スタイル画などの原画を中心に、人形、付録など約400点を展示。
初公開となる『ひまわり』表紙原画3点や淳一を敬愛するファッション・デザイナー
丸山敬太さんによる豪華なドレスの再現などが話題を呼んでいます。
どのような状況にあっても美しく生きることの大切さと意味を多くの人に伝えようとした中原淳一の
真髄に迫る展覧会です。
☆小社刊行『復刻版それいゆ』『復刻版ジュニアそれいゆ』他、
中原淳一関連書籍も会場にて販売いたしております。
◆会期 平成25年2月6日(水)~平成25年2月18日(月)
◆開館時間 10時~18時30分(19時閉場)
※最終日は17時まで(17時30分閉場)
◆会場 日本橋三越本店
東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL:03(3241)3311
◆入館料 一般・大学生800円、高校・中学生600円、小学生以下無料
<原画展 開催予定>
・日本橋三越[東京]:2/6(水)~2/18(月)
・香美市立やなせたかし記念館(詩とメルヘン絵本館)[高知]:4/10(水)~5/20(月)
・そごう美術館[横浜]:6/1(土)~7/15(祝)
・阪急うめだ本店[大阪]:7/24(水)~8/5(月)
・刈谷市美術館[愛知]:9/14(土)~11/3(日)
・高崎市美術館[群馬]:12月以降(予定)
『ボウエン幻想短篇集』が図書新聞(2/2付)で紹介されました。
2/2図書新聞で『ボウエン幻想短篇集』が紹介されました。
評者は英米文学者の阿部公彦氏。
幻想譚に漂う一種の雰囲気を取り上げ、
「屋内ならではの見えるか見えないのかが
実に曖昧な空間感覚をそのまま語りの手法にも生かしている」
と評していただいています。
エリザベス・ボウエン 著
太田良子 訳
定価 2,730円(本体価格2,600円)
20世紀最高の女性作家エリザベス・ボウエンの
作品の中から、選りすぐりの幻想譚17篇に加え、
幻想文学論、短篇小説論などを含むエッセイ4篇を収録。