2012年10月
2012年10月情報一覧です。
西尾幹二全集刊行記念講演会 開催〈1月19日(土)〉
西尾幹二全集第5回配本第4巻『ニーチェ』の刊行を記念して、講演会を開催いたします。
≪演 題≫
〈ニーチェの言葉 「神は死せり」─日本人としてどう考えるか─〉
≪講演者≫
西尾幹二
◆日時:2013年1月19日(土曜日)
開場14:00 /開演14:15
※途中20分程度の休憩をはさみ、17:00に終演の予定です。
◆場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷 瑠璃の間
東京都新宿区市谷本村町4-1
TEL:03-3268-0111
・市ヶ谷駅より 徒歩3分
◆入場料:1,000円
※事前予約不要
★講演会終演後、懇親会がございます。どなたでもご参加いただけます。
※事前予約は不要です。
◆日時:同日 17:00〜19:00
◆場所:同 珊瑚の間
◆会費:4,000円
お誘いあわせの上、多数のご来場お待ちしております。
※講演に関するお問い合わせは、国書刊行会 営業部まで。
(TEL:03-5970-7421/FAX:03-35970-7427/Eーmail:sales@kokusho.co.jp)
『過疎地の伝統芸能の再生を願って』が各紙誌で紹介されました。
『過疎地の伝統芸能の再生を願って』が各紙誌で紹介されました。
・日本経済新聞(8/26)
日本経済新聞WEB
・読売新聞 夕刊(9/10)
読売新聞ONLINE 本よみうり堂
・しんぶん赤旗(10/14)
星野紘 著
定価 3,780円(本体価格3,600円)
地域の過疎化、少子高齢化により存続継承の
瀬戸際にたつ民俗芸能の伝承状況が、
いかに悪化しているかを実地データに基づいて示し、
日本各地の民俗芸能復興の取り組みを紹介しつつ、
その存続継承に向けての対応方策を探る。
『使う順と連想マップで学ぶ漢字&語彙 日本語能力試験N1』WebDL練習問題をアップいたしました。
『使う順と連想マップで学ぶ漢字&語彙 日本語能力試験N1』WebDL練習問題をアップいたしました。
10月新刊『使う順と連想マップで学ぶ漢字&語彙 日本語能力試験N1』の書籍ページに、
DL練習問題を追加いたしました。
非漢字圏学習者、漢字圏学習者それぞれに対応した練習問題(17ページ)をご用意しておりますので、
ダウンロードをして各自の学習にご利用ください。
〈カイロ三部作〉が第48回 2012年度「日本翻訳出版文化賞」受賞!
〈カイロ三部作〉(全3巻 塙治夫訳)が第48回 2012年度「日本翻訳出版文化賞」(NPO法人日本翻訳家協会)を受賞いたしました。
NPO法人日本翻訳家協会 HP
ナギーブ・マフフーズ 著
塙治夫 訳
ノーベル文学賞作家ナギーフ・マフフーズの代表作。 舞台は世界遺産に登録されたカイロ旧市街。 中産階級の商人・アフマドの一家三代の大河小説。 個性的な人間群像と彼らの運命を生き生きと描く。
第1巻 第2巻 第3巻
定価 5,250円 定価 5,040円 定価 4,725円
(本体価格5,000円) (本体価格4,800円) (本体価格4,500円)
【プロフィール】
ナギーブ・マフフーズ(1911年12月11日―2006年8月30日)
マフフーズはエジプトの文豪、1988年にアラブ人の作家として初めてノーベル文学賞の栄冠に輝く。カイロ旧市街に下級官吏の末子として生まれ、長じてカイロ大学哲学科に入学、卒業後官吏と作家の二足の草鞋を履いたが、定年後文学活動に専念し、94歳の高齢で世を去るまで、35冊の長編、19冊の短編集などを発表。その中で特に彼の文名を高めたのが、56、57年に発表された大河小説『カイロ三部作』で、一連の社会的リアリズム小説を完成させた大作。
塙 治夫(はなわ はるお、1931年 - )
外務省外交官を長く努め、現在はアラブ文学翻訳家。
茨城県生まれ。1952年外務省に勤務し、カイロでアラビアを学び、外交官としてアラブ諸国に赴任した。外交官時代にエジプトのノーベル文学賞作家ナギーブ・マフフーズ氏と知り合い、日本での翻訳を託された。退官後はアラブ文学を広めるため翻訳家として活動し、現在に至る。
マフフーズ作品の主な訳本は、短編「狂気の独白」、長編「バイナル・カスライン」、短編「ナギーブ・マフフーズ短編集」、長編「シェヘラザードの憂愁」、長編「泥棒と犬」ほか。
『夢の操縦法』『新編 バベルの図書館 第1巻 アメリカ編』が毎日新聞(10/14付)で紹介されました。
10/14毎日新聞書評欄で『夢の操縦法』『新編 バベルの図書館 第1巻 アメリカ編』が紹介されました。
『夢の操縦法』評者は鹿島茂氏。
「澁澤龍彦が『悪魔のいる文学史』で紹介して以来、名のみ高かった古典の待望の翻訳」
「夢という観点から文学芸術を見直すために不可欠な一冊」
と評していただいています。
『新編 バベルの図書館 第1巻 アメリカ編』は挿絵付で紹介されています。
「ボルヘスが語る「なぜその作家を選んだか」を読むと、本編を早く読みたくなってしまう」と本編のみならず、ボルヘスの書いた序文についても触れて頂いています。
毎日JP:今週の本棚
http://mainichi.jp/feature/news/20121014ddm015070008000c.html
エルヴェ・ド・サン=ドニ侯爵 著 第1巻 アメリカ編
立木鷹志 訳 J・L・ボルヘス 編纂/序文
定価 4,725円(本体価格4,500円) 定価 6,090円(本体価格5,800円)
『夢判断』でフロイトが注目し、『通底器』 ホーソーン、ポー、ロンドン、
でアンドレ・ブルトンが賞賛、澁澤龍彦が ジェイムズ、メルヴィルを収録。
『悪魔のいる文学史』で一章を割いた夢研究 夢と驚異と幻想の全く新しい世界
史上の最重要著作。古今の夢の歴史と自らの 文学全集の日本語版。旧版全30冊を
夢解釈を論じた、一大奇書。 合本して全6冊でお届けする待望の新編。
「泉鏡花×中川学 絵本『化鳥』原画展」〈〜12月16日(日)〉
泉鏡花文学賞制定四十周年記念/金沢泉鏡花フェスティバル協賛
特別展「泉鏡花×中川学 絵本『化鳥』原画展」開催中
現実社会に違和を覚える少年・廉の独白体で綴られた"幻視の世界"──
母と二人、橋銭をとって暮らす廉の"心のゆらぎ"をとらえた異色作「化鳥」。
今なお多くのファンを魅了してやまない鏡花初期の幻想小説が、絵本として現代によみがえります。
イラストを手掛けるのは繪草子「龍潭譚」で話題を呼んだ気鋭のイラストレーター・中川学。
現実社会―世間、学校、先生、ともだち―に違和を覚える少年・廉の独白体で綴られた"幻視の世界"を、
中川独特の大胆なデフォルメと情感あふれる描線によりみごとに視覚化、
作者鏡花の精神世界にさまようかのような作品の世界観を色あざやかなデジタルアートで表現しました。
◆会期 平成24年9月29日(土)~平成24年12月16日(日)
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※展示は3期に分かれており、イラストは全て入れ替えになります。
1期:9月29日(土)~10月21日(日)
2期:10月22日(月)~11月18日(日)
3期:11月19日(月)~12月16日(日)
◆入館料 300円(一般)
◆展示作品 ・化鳥ジオラマ
・『絵本 化鳥』原画 計9点程度
※展覧会チラシ:ご自由にDLください。
【プロフィール】
中川学(なかがわがく)
イラストレーター、僧侶。1966年、京都の浄土宗西山禅林寺派のお寺に生まれる。お寺をアトリエに描きだす。
〈和ポップ〉なイラストレーションは国内外で定評があり、数々の書籍の装幀画や挿絵に作品を提供している。
また世界 カ国以上で読まれているロンドン発の情報誌『MONOCLE』や、
ドイツの著名美術系出版社『TASCHEN』が発行する世界のイラストレーター特
集に掲載されるなど、
世界へと活躍の場を広げている。
著作に「1年に1度のアイスクリーム」「HAPPY BIRTHDAY MrB!」他。
泉鏡花 作
中川学 画
東雅夫 監修
定価 1,995円(本体価格1,900円)
文豪・泉鏡花の傑作短篇を、《和ポップ》の気鋭画家中川学が完全絵本化。
50枚におよぶオールカラーの絵で、子どもから大人までが楽しめる、
ふしぎな絵物語の世界。
評論家東雅夫と鏡花研究家吉田昌志による解説も収録。
『井上ひさしの劇世界』が読売新聞(9/30付)で紹介されました。
9/30読売新聞書評欄で『井上ひさしの劇世界』が紹介されました。
評者は評論家・作家の松山巖氏。
本書を「井上作品に惚れた著者の心情溢れる彼への手紙の束」
「演劇好きにも演劇に親しみのない人にも、格好の演劇入門書となり、
著者にとっても井上にとっても幸福な一冊」
と評していただいています。
読売新聞ONLINE 本よみうり堂 書評