2012年2月
2012年2月情報一覧です。
「浮世絵―国芳から芳年へ」展覧会 開催(2012年3月3日〜4月1日)
幕末に活躍し、近年は「奇想の絵師」としても注目を集める歌川国芳と、国芳の弟子であり明治の浮世絵界の第一線を走り続けた月岡芳年の作品を中心にご紹介いたします。洗練された技術によって生み出された幕末明治期の浮世絵、その多彩さ、美しさを堪能していただきます。約120点展示。
ミュージアムショップにて、国書刊行会の書籍も販売予定です。
「浮世絵―国芳から芳年へ」
◆会場:町田市立国際版画美術館 企画展示室1
東京都町田市原町田4-28-1
電話番号 042-726-2771
◆会期:2012年3月3日(土)~4月1日(日)
◆開館時間:〈平日〉午前10時~午後5時(入場は4時30分まで)
〈土・日・祝日〉午前10時~午後5時30分(入場は5時まで)
◆休館日:毎週月曜日
◆観覧料:一般=600円、大・高生と65歳以上=300円
『被災石巻、五十日。』の皆川治氏のインタビューが朝日新聞(2/26付)に掲載されました。
『被災石巻、五十日。』の著者皆川治氏は東日本大震災発生時、
偶然石巻に入っており、当時農林水産省副大臣秘書だった氏は、
本省指示の元、そのまま現地で情報収集や調整役を買って出た──。
その当時を振り返り、刊行にあたって抱いた強い思いを詳細に語っています。
『ポルノグラファー』が朝日新聞(2/26付)で紹介されました。
評者は斎藤環氏。
原書刊行当時のアイルランドの状況を踏まえ、
心理学者としての観点からマクガハン自身が投影された
葛藤と主人公の成長の過程について、評していただいています。
〈手塚治虫トレジャー・ボックス〉第1回配本『W3 ワンダースリー』予約開始のお知らせ
2月下旬発売予定として、ご案内させていただいておりました
〈手塚治虫トレジャー・ボックス〉第1回配本『W3 ワンダースリー』が
諸般の事情により、3月中旬発売予定に変更させていただくこととなりました。
発売直前のご案内となってしまい、
読者の皆様には多大なご迷惑をお掛けいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。
なお、オンラインショップにて予約受付を開始いたしましたので、
是非、お申し込み下さいますよう宜しくお願いいたします。
紀伊國屋書店札幌本店にて、「美の誘惑─特選美術書フェア2012─」開催!!
紀伊國屋書店札幌店にて「美の誘惑─特選美術書フェア2012─」が開催されます。
アートを愛し、本する多くの皆様に贈美術書フェア。
日頃、なか手にとってご覧いただけない、高額の大型本、入門書、画集、美術史建築など...
41社・2000冊とアートグッズがずらり!!
図書館、美術館でも見られない迫力の品揃えです。
国書刊行会の美術本・大型本も多数出品にいたしておりますので、
お近くの方は、是非足をお運び下さい。
「美の誘惑─特選美術書フェア2012─」
◆場所:紀伊國屋書店札幌本店
2F/イベントスペース
札幌市中央区北5条西丁目7
(お問合せ・TEL 011ー231ー2131)
◆期間:2012年2月18日(土)~2月31日(木)
◆同時開催
*パネル展/特別な場所の時間/大阪・正木美術館
*美術書コーナにて「ル・キノジュ」フェア
*記念トークライブ/ 無料・当日直接会場にお越し下さい
《愛書趣味の都パリ 藤田嗣治、シャガールとその時代》
講演者・佐藤幸宏さん(北海道立近代美術館 学芸第一課長)
2月19日(日) 午後3時開演/1Fインナーガーデン
『僕らのヒットパレード』刊行記念 トークショー&サイン会開催 〈2月26日(日)〉
『僕らのヒットパレード』刊行を記念しまして、
著者の片岡義男さんと小西康陽さんお二人によるトークショー&サイン会が開催されます。
詳細は下記になりますので、是非、ご参加ください。
◆日時:2012年2月26日(日)
開場15:00 開演15:30
◆場所:タワーレコード渋谷店7F TOWER BOOKS
入場フリー
【イベント参加方法ならびに注意事項】
*タワーレコード渋谷店にて『僕らのヒットパレード』(2月10日発売)
をご購入いただいた方に先着でサイン会参加券を配布いたします。
*混雑時にはサイン券の有無にかかわらずイベントスペースへの入場を規制
させていただく場合がございます。
*会場での撮影・録音は禁止です。
*サインは参加券1枚につき、お一人様1点となります。
*サイン対象書籍は『僕らのヒットパレード』のみとなります。
*参加券のお電話でのお取り置きは承っておりません。
【問い合わせ先】
タワーレコード渋谷店 03-3496-3661
『2012年版 SFが読みたい!』に『奇跡なす者たち』『ダールグレンⅠ・Ⅱ』 『ミステリウム』がランクインしました。
SF作家・評論家・編集者などSF関係者約100人に対するアンケートの集計結果に基づいたランキングを発表している『2012年版 SFが読みたい!』(早川書房)に国書刊行会刊行の3冊がランクインしました!!
〈BEST SF 2012【海外篇】〉
3位 『奇跡なす者たち』 ジャック・ヴァンス/浅倉久志編訳/酒井昭伸訳
7位 『ダールグレンⅠ・Ⅱ』 サミュエル・R・ディレイニー/大久保譲訳
11位 『ミステリウム』 エリック・マコーマック/増田まもる訳
ご支持頂き、ありがとうございました!!
未読の方は、この機会に是非★
『SFが読みたい!』の中で、今後の予定についても触れております。
まずは、全3巻で刊行予定の《ジャック・ヴァンス・コレクション》。
キューゲルもの、マグナス・リドルフもの、長篇『スペースオペラ』等をまとめ、
編・訳は酒井昭伸、仲村融、白石朗各氏です。
ご期待下さい!
毛色の違うところではUFO研究本の名著稲生平太郎『何かが空を飛んでいる』を
大幅増補にて復刊予定です。
好評《未来の文学》次回配本はR・A・ラファティ『第四の館』。4月刊予定。
後は、既にどこかで告知したものになりますが・・・・
『パウリーナの想い出に』(ビオイ=カサーレス)は春頃、『SFの気恥ずかしさ』(トマス・M・ディッシュ)もようやく、
『ウィザード・ナイト』(G・ウルフ)もどうにか・・・・・・
南條竹則氏講演会開催 "ドリトル先生と私の幼い頃"〈3月3日(土)〉
英文学者の南條竹則氏の講演会が開催されます。
小学生の頃の「ドリトル先生」物語を夢中になって読んだという根っからのドリトル先生ファンの南條氏が、初めてドリトル先生を読んだ頃どんな子どもだったのか、たくさん飼っていた動物たち(ネコ、カナリア、ベニスズメ、カエル、キンギョ...)のどのくらいの部分がドリトル先生の影響だったのかなど、ご自身のお話を含めて、ロフティング作品とドリトル先生の魅力を存分に語っていただきます。どうぞご期待ください!
南條竹則氏講演会 「ドリトル先生と私の幼い頃」
◆日時:2012年3月3日(土)午後2時~3時半
◆会場:教文館9階 ウェンライトホール(東京都中央区銀座4-5-1)
◆定員:100名
◆参加費:1000円 ※当日受付でお支払いください
*講演会終了後に6階ナルニア国にてサイン会が予定されています。
サインをご希望の方は、当日南條竹則さんのご著書をお買い求めください。
(整理券配布予定)
【お楽しみ企画】
茂田井武・画『ドリトル先生アフリカへいく』の幻燈を講演会終了後にご覧頂きます
(10分程度)
☆講演会特別プレゼント☆
当日、集英社より刊行された絵本をお買い求めの方には、
『ドリトル先生アフリカへいく』のA5クリアファイルをさしあげます。
◆申込方法:往復ハガキに
①南條竹則氏講演会参加希望 ②お名前 ③電話番号を明記し、
ナルニア国へお送りください。折り返し、入場券をお届けいたします。
※先着順ではありません。お申込み多数の場合は、抽選とさせていただきます。
※申込受付期間:~2/15(水) 当日必着分まで有効
※お一人様1通ずつお出しください。返信面(表)には必ずお名前・ご住所を
お書きください。
『世界の市場』が「ダ・ヴィンチ」3月号に掲載されました。
『世界の市場』が「ダ・ヴィンチ」3月号、巻頭インタビューで紹介されました。
紹介して下さったのは嵐の相葉雅紀さん!!
友人からの誕生日プレゼントとして本書を手にされ、
幼い頃、中華料理屋を営む父親によく市場に連れて行った貰った、
というエピソードを交えつつ、本の魅力を紹介していただいています。
【好評既刊】 【シリーズ最新刊】
世界の市場 世界の聖地
松岡絵里 著 松岡絵里 著
ページ数 160 頁 ぺージ数 192 頁
定価 1,890円 (本体価格1,800円) 定価 1,890円 (本体価格1,800円
《第19回 読んでいいとも!ガイブンの輪》 豊崎由美×坂川栄治 トークショー 開催〈2/25(土)〉
●よんとも、開催! 今回のゲストは坂川栄治さん
毎度おなじみのトークショー「よんとも」を開催いたします。
アートディレクター・装丁家の坂川栄治さん。小社の〈
〈世界探偵小説全集〉
是非とも足をお運びください(入場無料です!)。
《第19回 読んでいいとも!ガイブンの輪》
豊崎由美×坂川栄治 トークショー
■開催日時:2012年2月25日(土)18時00分 ~ (開場17時30分)
■場所:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 喫茶コーナー (東急百貨店本店7階)
■定員:50名
■参加費無料
「読んでいいとも!ガイブンの輪」(通称「よんとも」)
「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、
流浪番組、ではなくトークショーです。これまで、野崎歓さん→
榎本俊二さん→本谷有希子さん→〔特別編・柴田元幸さん+
〔特別編・大森望さん+岸本佐知子さん〕→石川直樹さん→
未知谷編集者〕→片岡義男さん→小池昌代さん→
〔特別編・いしいしんじさん〕......
今回は影山徹さんからのご紹介でアート・ディレクター・
◆プロフィール◆
豊崎由美(とよざき・ゆみ)
ライター、書評家。「GINZA」「本の雑誌」「TVBros.
主な著書に『そんなに読んで、どうするの?』『どれだけ読めば、
『正直書評。』(学習研究社)、『勝てる読書』(河出書房新社)
公式HP『書評王の島』 http://d.hatena.ne.jp/
坂川栄治(さかがわ・えいじ)
1952年北海道生まれ。アート・ディレクター、装丁家、
雑誌『SWITCH』を創刊から4年間、
書籍の装丁だけでなく、広告・PR誌・CD・映画・
1993年講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。
ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』(NHK出版)
著書に『写真生活』(晶文社)『遠別少年』(光文社文庫)『「
『捨てられない手紙の書き方』(ビジネス社)がある。
お申し込みはお電話にて(
お問い合わせ先:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 電話:03-5456-2111
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《関連書籍》
朗読版CD『仏教文学名作選』が「寺門興隆」2月号で紹介されました。
編集委員である日本朗読人協会の佐藤理事長へのインタビューを交え、
声に出して読むことによって、作品のイメージがまた違ったものになる、と
朗読版の良さが紹介されています。
仏教文学名作選
太田治子/石原広子/佐藤遊歩 編集委員
定価 12,600円(本体価格12,000円)
ISBN 978-4-336-05469-2
近代文学を代表する十五人作家の作品を「朗読」
でお届けします。声を出して読むことで美しさや
深みが増し、秀でた話法によって内容が豊富化さ
れています。「素晴らしい心の風景」との出会いを、
どうぞ十分にお楽しみください。
森村たまきさん 「【特別寄稿】ウッドハウス聖地巡礼記」がWEBサイトで連載開始されました。
「ウッドハウス・コレクション」の訳者・森村たまきさんが、
ジーヴス・シリーズ完結記念として、「翻訳ミステリー大賞シンジケート」サイト内で、
「【特別寄稿】ウッドハウス聖地巡礼記」を連載開 始されました。
全四回の予定で、第一回は2011年に行われた、
アメリカウッドハウス協会大会の様子を紹介されています。
P・G・ウッドハウス生誕130周年にあたった記念大会の盛り上がりが伝わってくるような、
読み応えたっぷりの旅行記です。
【特別寄稿】ウッドハウス聖地巡礼記
以前に掲載された「初心者のためのP・Gウッドハウス入門」もあわせてどうぞ!!
大人気ジーヴスシリーズの登場人物、ジーヴスとバーティーの二人が案内する、
ユーモア満載の作品世界。
ウッドハウス作品を未読の方はもちろん、既読の方も思わずにやりとしてしまうこと間違いなしの、
絶妙な二人の解説(掛け合い?)を、是非お楽しみください。
「初心者のためのP・Gウッドハウス入門」