書籍詳細
マグマタイシ
マグマ大使
- 発売日
- 2026/12
- 判型
- B5判
- ISBN
- 978-4-336-07850-6
- ページ数
- 1,100頁
定価 30,800円(本体価格28,000円)
内容紹介
『マグマ大使』がついに完全復刻ーー『魔神ガロン』『おれは猿飛だ!』『ナンバー7』など血湧き肉躍る完全無欠の手塚ヒーロー漫画の人気作の〈雑誌オリジナル版〉を揃えた《手塚治虫ヒーロー・ボックス》(全4巻)刊行開始!
2009年より刊行が始まった小社の手塚治虫作品の復刻シリーズは〈手塚治虫オリジナル版復刻シリーズ〉第1期(全3巻)・第2期(全3巻)、〈手塚治虫トレジャー・ボックス〉(全3巻)、さらに雑誌オリジナル版『フィルムは生きている』、〈手塚治虫カラー作品選集〉(全3巻)、『アドルフに告ぐ オリジナル版』、『手塚治虫大人漫画大全』と、初期から後期の作品まで、そのキャリアの節目に発表された重要作品を取り上げてきました。いずれも初出時のままの構成で復刻されたこれらの作品は、コアなファンはもちろんのこと、新たな読者層も獲得しています。
そして、復刻シリーズの掉尾を飾る本企画は、愛読者から完全復刻のリクエストが多かった幻の4作品を揃えた豪華決定版です。いずれも手塚治虫が最も精力的に作品を発表していた60年代前半の血湧き肉躍る完全無欠のヒーローもので、その生き生きとした描線とストーリーテラーとしての才能が横溢した、代表作ばかり。ファンの間で完全復刻が熱望されていた大人気作『マグマ大使』を筆頭に、『魔神ガロン』『おれは猿飛だ!』『ナンバー7』を、単行本版にはないカラーページや扉、附録を再現した永久保存版ボックスとなります(体裁:B5判並製・函入)
◆第1回配本 マグマ大使(全4冊)
「マグマ大使」は、少年月刊誌「少年画報」(少年画報社)1965年5月号から67年8月号まで連載された作品で、地球の創造主アースによって造られたロケット人間マグマ大使と、地球侵略を企む宇宙人ゴアとの戦いを描いたSFヒーロー漫画。連載当時、ピー・プロダクション製作によって特撮テレビ映画化されて人気を博した。これまで刊行された単行本は、いずれも手塚自身による大幅な改編が行われた編集版で、全4章で構成された物語のうち最終章となる「サイクロップス編」は、代筆による原稿が多いためこれまで一度も収録されていない。本書は「サイクロップス編」を含めた、連載当時の形で復刻する初の「オリジナル完全版」となる。
企画・編集=濱田高志 画像処理=吉川彩子(オフィスアスク) デザイン=米川裕也(クスグル) 監修=手塚プロダクション
*以下続刊*
◆第2回配本 魔神ガロン(全4冊) 2027年4月刊行予定
地球人の能力と心を試すため、はるか宇宙の彼方から送られた合成人間ガロン。遠く離れて魔神と呼び合う少年ピック、ピックと双子の兄弟として育ったケン一と、ガロンの修復に執念を燃やした俵教授とその助手・敷島博士。彼らは地球の滅亡を防ぐため悪人らに立ち向かう―少年月刊誌「冒険王」(秋田書店)1959年7月号から62年7月号まで連載された本作は、単行本化の際に大幅に編集され、連載の中盤以降は代筆が含まれていたことから講談社「手塚治虫漫画全集」刊行まで単行本未収録だった。ただし全集版はトレス(掲載誌をなぞったもの)による再録だったため、初出の状態で単行本化されるのは本書が初。ガロンのキャラクターは、手塚自身のお気に入りで、連載終了後も『鉄腕アトム』や『マグマ大使』で再登場し、読者に強烈な印象を残した。
◆第3回配本 おれは猿飛だ!(全2冊) 2027年8月刊行予定
「おれは猿飛だ!」は、少年月刊誌「まんが王」(秋田書店)1960年1月号から61年2月号まで連載された時代劇もの。安土桃山時代、農家の息子・佐助は忍術の学校に通いながら、両親の手伝いをして暮らしていたが、戦に巻き込まれ、両親を殺される。戦を起こす侍への復讐を企てた佐助は、忍術を駆使して大活躍する! 手塚が生涯を通してこだわり続けた“メタモルフォーゼ”が、忍術を駆使する場面でふんだんに取り入れられた痛快娯楽作である。単行本は62年に「手塚治虫漫画選集」として1巻が刊行されたが続刊は発行されず、82年の「手塚治虫漫画全集」で初めて完結。ただし大幅な改変が行われ、手塚自身が大半を新たに描き下ろして物語展開も初出版とは異なるものになっていた。今回オリジナル版として初の刊行となる。
◆第4回配本 ナンバー7(全4冊) 2027年12月刊行予定
少年月刊誌「日の丸」(集英社)1961年1月号から63年2月号まで連載された『ナンバー7』は、水爆戦争後の未来を舞台に、地球侵略を企む宇宙人と戦う7人の戦士たちの物語で、当時流行した忍者漫画や野球漫画の影響のもとチームプレイで活躍するヒーローを描いたSF作品。過去に何度か単行本化されたが、物語の途中までしか収録されず、全編の収録が実現したのは「手塚治虫漫画全集」だった。しかし他作品と同様に、美麗な色刷りページはモノクロに置き換えられ、コマの段組も改変、大半がトレスでの収録。本書は初のオリジナル版としての単行本化で、これまで未収録だった扉絵や折り込みピンナップや関連資料も収録した完全版である。
*全巻購入者豪華特典あり!
本シリーズ全巻購入者全員に、各作品の複製原画をプレゼント!(枚数ほかは未定)
*本シリーズの内容・仕様などはすべて予定のものです。
著者紹介
手塚治虫 (テヅカオサム)
1928年大阪府豊中市生まれ。大阪大学附属医学専門部卒。医学博士。46年『マアチャンの日記帳』でデビューし、47年『新寶島』が大ヒット、以来日本のストーリー漫画の確立に尽くす。またアニメーションの世界でも大きな業績を残した。代表作に『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』『ブラック・ジャック』『アドルフに告ぐ』などがある。89年逝去。


