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エシンニコウノカタルシンランショウニン
恵信尼公の語る親鸞聖人
宇野弘之 著
発売日 2012/06
版型 四六判/並製 / ISBN 978-4-336-05515-6
ページ数 300 / Cコード C0015
価格 1,980円 (本体価格1,800円)
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親鸞聖人の妻恵信尼公は、聖人を生涯の伴侶として、どのように支え、感じ、愛と崇敬をもっておられたのであろうか。
本書では恵信尼公の視点をお借りすることで、女性から見た親鸞聖人像を浮かび上がらせようとした。恵信尼公のお手紙(恵信尼文書)を繙き、お二人のお姿を偲ぶことにしよう。 -
序に寄せて
目次
第一話
仏教と女性差別
法然上人の女人救済論
親鸞聖人の女人成仏思想
煩悩熾盛のわれらーー女人非器
一般的な親鸞論
なぜ聖人は妻を娶ったのか
親鸞聖人の妻
救世観音の夢告
大乗菩薩道によるわれらの救済道
第二話
叡山浄土教について
恵信尼公は日本女性の模範か
若き求道者親鸞
小黒女房と善鸞
師法然の専修念仏の一行道
三大法難
恵信尼文書
第三話
親鸞から蓮如にいたる系譜(血脈)
報恩講
覚如の本願寺創立について
親鸞廟堂をめぐるお家騒動
覚信尼六十歳の遺言状
親鸞聖人の後継者たち
結びに
参考文献
あとがき