書籍詳細
ホウノショゾウホシンヤク
法の書〔増補新訳〕
普及版
- 発売日
- 2022/02/21
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 978-4-336-07319-8
- ページ数
- 304頁
定価 3,080円(本体価格2,800円)
内容紹介
稀代の魔術師アレイスター・クロウリーが遺した人類への提言、『法の書』が世紀を経てついに真の姿を現す!
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◇ 最新の研究に基づき全面改訳した決定版
◇ 本邦初訳の〈序文〉全13頁を増補
◇ 『法の書』誕生の鍵となった〈啓示の銘板〉のカラー写真および全訳詩文を増補
◇ 自筆原稿全65点の写真をより鮮明に収録
◇ クロウリーの言葉に基づき「法の書」本文の一部に特色赤インクを使用
◇ 附属の特別小冊子には小森健太朗氏、Hieros Phoenix 氏、江口之隆氏、滝本誠氏によるエッセイを収録
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この書を読むことは、もはや〈儀式〉というべき特別な体験――
「汝は食し、子を産み、死ぬために造られたのか? そんなふうに思ってはならない。
/汝はある途轍もない〈目的〉のために、現在ある姿に造られているのだ」
「存在とは純粋な歓びである。悲しみとはすべて影の如きものにすぎぬ。」
「すべての男とすべての女は星である」。夜空に輝く星のように、ひとは皆かけがえのない、宇宙にただ一つの存在なのだとクロウリーは説く。「我々の一人ひとりが〈唯一神〉なのだ」と。
法 =〈魂の道しるべ〉を示した、世紀の聖典
旧世紀において「猛毒を含んだ危険文書」「悪魔の福音書」と呼ばれた〈禁断の書〉。
その新の姿が、ついに明かされる!!
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装幀 松田行正+杉本聖士
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特殊仕様の【愛蔵版】も同時発売!
著者紹介
アレイスター・クロウリー (アレイスタークロウリー)
1875年~1947年。イギリスの神秘主義者、魔術師。 ケンブリッジ大学在学中に「黄金の夜明け団」に入団。その後世界各国遍歴の旅に出、神秘主義結社を開設して数多くのオカルティズム文献を著述した。
植松靖夫 (ウエマツヤスオ)
上智大学大学院博士後期課程修了。現在、東北学院大学文学部教授。訳書に『ヴィクトリア時代ロンドン路地裏の生活誌』(原書房)、『西洋博物学者列伝 アリストテレスからダーウィンまで』(悠書館)、『心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿』(東京創元社)などがある。
目次
第一章 法の書 〈第二二〇之書〉
序
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
『法の書』直筆原稿
第二章 クハブス・アム・ペクト 〈第三〇〇之書〉
第三章 デ・レゲ・リベルム 〈第一五〇之書〉
法
I 自由について
Ⅱ 愛について
Ⅲ 生について
Ⅳ 光について
第四章 NVの書 〈第十一之書〉
第五章 HADの書 〈第五五五之書〉
附録〈啓示の銘板〉
訳者解説