書籍詳細
キョウシツヘノICTカツヨウニュウモン
教室へのICT活用入門
- 発売日
- 2019/11/22
- 判型
- A5判
- ISBN
- 978-4-336-06339-7
- ページ数
- 160頁
定価 1,760円(本体価格1,600円)
内容紹介
ICT(情報通信技術)についての基本の解説から、歴史的概観、授業へ取り入れ方、目的に合わせた反転授業などのやり方、便利なツールの紹介など、ICTを使って、対面授業やオンライン授業をよりよくするための、明日からできる実践的なヒントがつまったパーフェクト・ガイド!
著者紹介
藤本かおる (フジモトカオル)
武蔵野大学グローバル学部日本語コミュニケーション学科准教授。NPO日本語教育研究所理事、日本e‐Learning学会理事。専門:日本語教育、教育工学(特にeラーニング、遠隔教育)。日本語教師養成時代にマルチメディア教材について授業で学び、大学研究室でマルチメディア教材開発の手伝いをする。その後、日本語学校で日本語教師ではなくマルチメディア教育の研究員として働き、オンライン教材の開発などを担当。また、放送大学在籍中から、オンラインゼミの運営補助員になり、卒業後は放送大学の授業のオンライン化に携わる。そのほか、eメンターとして、eラーニングで日本語を学ぶ人のサポートを担当したり、NPOで独自のeラーニング教材の企画開発を中心的に行う。最近は、サブカルチャー科目も担当。
目次
第1章 ICT利用教育の歴史を知ろう
メディアの変化とICTによる教室の変化
学びとICT
ID(インストラクショナルデザイン)入門
語学教育でよく使われるICT
ICTに得意なこと、不得意なこと
第2章 授業デザインから考えるICTを使った教授法
反転授業―授業内の活動時間が足りないあなたへ
ブレンディッドラーニング―学習者の学びのチャンネルを増やしたいあなたへ
CSCL―ICTを使って授業を協同的に行いたいあなたへ
第3章 ICTで授業改善
反転授業で授業改善
ブレンディッドラーニングで授業改善
CSCLで授業改善
“初めの一歩”を考える
第4章 ICTを利用した教室活動に必要なスキルとは
コンピュータが苦手でも大丈夫?
“日本語教育”の実例にこだわらずわからないことはネットで調べよう
こんな時はどうする? FAQ