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書籍詳細

映画論叢 49

エイガロンソウヨンジュウキュウ

映画論叢 49

丹野達弥

発売日
2018/11/14
判型
A5判
ISBN
978-4-336-06337-3
ページ数
128頁

定価 1,100円(本体価格1,000円)

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内容紹介

助監督時代の田口勝彦が見た、東映東京の職人監督たち。前科者からスターに上りつめた西部劇俳優ロリー・カルホーン。日本SFの先駆者・海野十三唯一の映画化作品。あいまいな“スコープ”サイズ完全解説。浅草コメディアン天野良昭の泣き笑い人生。等々今号も話題満載。

著者紹介

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。

目次

東映東京撮影所で何を学んだか!? 田口勝彦
フォックスのアクションで活躍 B級スター、ロリー・カルホーン 千葉豹一郎
2・35対1は35ミリ映画の最大のサイズでなければならない 内山一樹
売れ損なったコメディアン どこにもはまらない天野良昭 飯田一雄
唯一の映画化はスパイもの 海野十三の昭和十三年 湯浅篤志
マルチクリエイター 坪内逍遙の映画プロジェクト 藤元直樹
ジョン・フォード外伝 メガネ探し用のメガネのような 猪股徳樹
『シャイアン』のTVスター クリント・ウォーカーの死 瀬戸川宗太
フヰルム温故知新 FBIの描かれ方について 布村建
独立系成人映画再考 現役監督ピンク修業帖 東舎利樹
デジタル過度期の映画上映 2018年転売の旅 長谷川康志
一枚のチラシからAIを考える 三宅真理
大笑い腰抜け脱線爆笑の喜劇? 最上敏信
水木洋子のXYZへの道 脚本研究会と菊池寛 奥薗守
素顔のスターたち おでんやの親父大谷日出夫 永田哲朗
映画ファンもアツくなる一作『日本文学全集の時代』 宇佐美晃
職人を作った人々 沼崎肇
真のリベラルは彼女 永井啓二郎