国書刊行会

内容紹介

苦難、悩みを乗り越えるための心のもちかたとは。アウシュヴィッツを生き延びた精神科医の話、高校受験に失敗した中学生の話、結婚についての詩、植木等と父親の話、世論調査など、著者自身が感動したこと、考えさせられたことなど、さまざまな例を紹介しながら、人生を肯定的にとらえること、どんな困難な状況にあってもユーモアを忘れないこと、「おかげさまで」と、感謝して生きることの効用について語る。仏教、念仏入門の書。

著者紹介

赤川浄友 （アカガワジョウユウ）

1955年、東京生まれ。
慶応義塾大学商学部、文学部哲学科卒。
堀越学園教諭などを経て浄土真宗本願寺派僧侶。浄土真宗本願寺派布教使。妙蓮寺東京支院副主管、南無の会・なあむ☆サンガ「赤川塾」塾長、読売文化センター講師、自死・自殺に向き合う僧侶の会スタッフ、笑い伝道士、笑い療法士、日本笑い学会会員、保護司。

目次

はじめに
第一章　宗教とは何か

　　　１　お寺はシェルター

　　　２　笑う門には福来る

　　　３　宗教とは宗道である

第二章　仏教とは何か

　　　１　仏教とは

　　　２　うそも方便

　　　３　お互いさま

第三章　お念仏とは何か

　　　１　南無阿弥陀仏とは

　　　２　お念仏はき

　　　３　他力本願

第四章　例話集

第五章　また会える世界

第六章　花山勝友先生講演録「おかげさまの心で」

おわりに