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書籍詳細

映画論叢 44

エイガロンソウヨンジュウヨン

映画論叢 44

丹野達弥

発売日
2017/03/17
判型
A5判
ISBN
978-4-336-06155-3
ページ数
128頁

定価 1,100円(本体価格1,000円)

※在庫あり

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内容紹介

俳優・小倉一郎と撮影助手による加藤泰監督の撮影現場。弟子・根本順善が見た脚本家・八木保太郎の仕事ぶり。初めてづくしだった第一回東京国際映画祭の裏側。岡本喜八一家・小川真司の来歴。島尾敏雄が観たピンク映画は何だったか? 等々今号もディープな話題が満載。

著者紹介

丹野達弥 (タンノタツヤ)

1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。

目次

俳優にしてファン・小倉一郎が語る加藤泰人生劇場──加藤泰の横顔/蟻の見た目で映画をつくる 『炎のごとく』 小倉一郎がみた加トさんの現場/撮影監督・山田健一インタビュー/『日本侠花伝』 村井博カメラマン×巨匠 小関太一/八木保太郎に師事して 根本順善監督自伝 生き恥晒してカツドウ屋人生/ハリソン・フォード、宮崎駿、そしてトランス状態のファンたち 裏方はてんやわんや 宮崎駿の脱出劇? 第一回東京国際映画祭の実情/片岡千恵蔵、天知茂、仲沢半次郎 大部屋役者の回想/さらば東撮の風よ/東ドイツ映画に想う 僕は9歳だった/岡本喜八研究落ち穂拾い 俳優・小川真司追悼 /日本映画原作噺 鞍馬天狗&大佛次郎総まくり/「ムービーマガジンをご存じですか?」深作欣二の色っぽさ

好評連載
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