書籍詳細
エイガロンソウヨンジュウニ
映画論叢 42
- 発売日
- 2016/06/28
- 判型
- A5判
- ISBN
- 978-4-336-06067-9
- ページ数
- 128頁
定価 1,100円(本体価格1,000円)
内容紹介
実相寺昭雄監督による手塚治虫の実写化はなぜ頓挫したのか。白樺派の若き作家・近藤経一と映画界の不思議な関係。ベーブ・ルース役で当てた性格俳優ウィリアム・ベンディックスの人生。東映大部屋役者たちの夢と恋愛。等々、今号も話題満載。
著者紹介
丹野達弥 (タンノタツヤ)
1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。
目次
名匠たちの素顔 千野皓司監督が語る日活撮影所
なぜ幻となったのか 実相寺昭雄監督の『どろろ』小関太一
興行会社の闘い 沖縄ボンド映画全リスト 新垣亨
バイプレイヤー変遷史 岡本喜八作品落穂拾い 寺島正芳
懲りない題名探し 調査・全勝映画 最上敏信
連載 布村建、永田哲朗、千葉豹一郎、東舎利樹、猪股徳樹