書籍詳細
ニイハマニホン
新居浜-日本
〈工都〉の美術史と地方創生
- 発売日
- 2015/10/31
- 判型
- B5判
- ISBN
- 978-4-336-05973-4
- ページ数
- 200頁
定価 2,640円(本体価格2,400円)
内容紹介
『坊っちゃん』野だいこのモデルといわれる高瀬半哉、黒田清輝の活動を支えた日本洋画の大コレクター住友春翠、新居浜高等工業学校で学び後に実験工房をリードした北代省三ら、「住友の聖地」で育まれた美術の鉱脈をたどる!
著者紹介
新居浜市美術館 (ニイハマシビジュツカン)
目次
ごあいさつ(新居浜市長 石川勝行)
郷土美術館から新居浜市美術館へ(新居浜市立郷土美術館長 野口憲一)
開館記念展書籍の刊行に寄せて(愛媛大学名誉教授 松久勝利)
まえがき 一地方都市のチャレンジ
第1章 構想40年、美術館建設に向けた経緯 新居浜における事例
第2章 新居浜という地で
第3章 新居浜市美術館開館記念展「新居浜―日本 回想の新居浜美術 1890―2015」
「新居浜―日本」展の開催にあたって
第1部 「日本」近代洋画の原点は、「新居浜」洋画の原点でもある。
●日本近代洋画の原点を探る
第2部 生誕150年・住友春翠が育んだ「日本洋画」の軌跡、「新居浜洋画」の軌跡を探る。
●日本洋画を育んだ住友春翠
●近現代新居浜美術史概観
第3部 「新居浜アヴァンギャルド」登場
●新居浜アヴァンギャルド 工都の前衛・その足跡をたどる
第4章 新居浜市美術館が目指すもの
あとがき 地方創生、文化施設を核に
出品目録
関連人名解説
40年のあゆみ
新居浜美術史概観(近現代編)