書籍詳細
カンヤクエリアズイヒツヨン
完訳・エリア随筆Ⅳ
- 発売日
- 2017/05/09
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 978-4-336-05773-0
- ページ数
- 352頁
定価 2,640円(本体価格2,400円)
内容紹介
古今東西におけるエッセー文学の最高峰、チャールズ・ラムの「エリア随筆」新訳が、待望の完結なる。望みうる最高の翻訳で、正篇・続篇を4分冊にして刊行。詳細な注付き。最終回配本第4巻は畢生の名品「古陶器」、本邦初訳となる「死の床」ほか全11篇を収録。
著者紹介
チャールズ・ラム (チャールズ・ラム)
Charles Lamb、1775-1834年。
イギリスの作家・エッセイスト。名文家として知られる。
代表作に『エリア随筆集(Essays of) Elia』(1823年)、『続エリア随筆集The Last Essays of Elia』(1833年)など。
南條竹則 (ナンジョウタケノリ)
一九五八年東京都生まれ。作家、翻訳家。著書に『酒仙』(新潮社)、『怪奇三昧』(小学館)、『ゴーストリイ・フォークロア』(KADOKAWA)、訳書に『英国怪談珠玉集』(国書刊行会)、アーサー・マッケン『輝く金字塔』(国書刊行会)、M・R・ジェイムズ『消えた心臓/マグヌス伯爵』(光文社古典新訳文庫)、M・P・シール『紫の雲』(アトリエサード)、H・P・ラヴクラフト『インスマスの影』(新潮文庫)などがある。
藤巻明 (フジマキアキラ)
目次
蘇レル友
サー・フィリップ・シドニーのソネット
三十五年前の新聞
現代美術の作品に於ける想像力の欠乏
新年の成人祝い
婚礼
子供の天使
死の床
古陶器
巷間謬説集
酔いどれの告白