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書籍詳細

金枝篇―呪術と宗教の研究 7

コクモツトヤジュウノレイ

金枝篇7 穀物と野獣の霊(下)

J.G.フレイザー
神成利男
石塚正英 監修

発売日
2017/10/10
判型
菊判
ISBN
978-4-336-05559-0
ページ数
336頁

定価 10,450円(本体価格9,500円)

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内容紹介

神々の死と再生に関するフォークロアを詳述。下巻は、神を食べること、肉食に関する類感呪術、神である動物を殺すこと、狩人による野獣の慰霊、人間霊魂の動物への転生、動物聖餐の類型など、動物霊を中心に取り上げる。

著者紹介

J.G.フレイザー (ジェームズ・ジョージ・フレイザー)

(1854~1941)スコットランド、グラスゴーに生まれる。ケンブリッジ大学トリニティー・カレッジ入学後、エドワード・タイラーなどに影響を受け人類学・民族学・神話学の研究を開始する。1907年リヴァプール大学教授に就任。40年以上の半生を『金枝篇』執筆と完成のために費やし、その研究はエリオットやコンラッドなどをはじめとする文学や、映画・美術・社会学など様々な領域に影響を与えている。

神成利男 (カンナリトシオ)

1917年秋田県に生まれる。朝鮮総督府・大蔵省財務局などに勤務中本書の翻訳を開始。1970年退職と同時にアイヌの里二風谷に移住、1991年に死去するまで本書の翻訳を続け、完成させる。訳書に『コタン探訪記――日本の知られざる辺境・北海道編』(北海道出版企画センター)などがある。

石塚正英 (イシヅカマサヒデ)

1949年新潟生まれ。1981年立正大学大学院博士後期課程満期退学。現在、東京電機大学名誉教授。博士(文学)。著書に『信仰・儀礼・神仏虐待』(世界書院)、『歴史知とフェティシズム』(理想社)、『歴史知と学問論』(社会評論社)、『石塚正英著作選【社会思想史の窓】』全6巻(社会評論社)、編著書に『哲学・思想翻訳語事典』(論創社)、『石の比較文化誌』(国書刊行会)などがある。