書籍詳細
内容紹介
著者紹介
丹野達弥 (タンノタツヤ)
1961年生まれ。編著に『村木与四郎の映画美術』(フィルムアート社、1998年)『東京いい映画館みたい映画館』(樹花舎、1999年)、共編著に『映畫読本・小津安二郎』(フィルムアート社、1993年)『同・成瀬巳喜男』(フィルムアート社、1995年)『キネマの美女』(文藝春秋、1999年)等。2001年より『映画論叢』編輯長。
目次
アクション俳優の自叙伝
ハンサムタワーズに出発 高宮敬二「やりっぱなしの人生」
マキノ雅弘監督は五社協定なんか無視してた
東宝二枚目スタア 小泉博インタビュー 聞き手/中村深海
清水宏監督『港の日本娘』の原作者
横浜モダンの粋 北林透馬の映画世界 丸岡澄夫
村山知義、築地小劇場、高島愛子
チャペックにはじまる 日本ロボット映画創世記 藤元直樹
伝説の映画誌「ムービーマガジン」をご存じですか? 浦崎浩實
東映時代を語る 石井一雄インタビュー 聞き手/円尾敏郎
チンピラ役者の万華鏡 政治談義・鮎をめぐる断想 三上真一郎
まぼろしの極東キネマ 怪人もの路線確立す 永田哲朗
ポール・ウェンドコス監督三回忌 瀬戸川宗太
荷風映画のモデルに会って 長谷川卓也
好評連載
フヰルム温故知新 『戦艦ポチョムキン』への素朴な疑問 布村建
《映画の見かた》の見かた 映画考古学者とDVD 重政隆文
映画本の困った人たち 団塊明暗録 川喜多英一
問題提起
フィルムとデジタルを見比べる/初代吉右衛門映画/井上麗吉新資料