書籍詳細
ニチレンシュウノカイダンソノゲンダイテキイギ
日蓮宗の戒壇、その現代的意義
- 発売日
- 2011/04/05
- 判型
- A5判
- ISBN
- 978-4-336-05375-6
- ページ数
- 260頁
定価 2,640円(本体価格2,400円)
内容紹介
日蓮仏教による人類救済において、現実の本門の戒壇建立が必要不可欠なものであることを論証し、その現代的意義を考察する。本門の戒壇は、本門の題目、本門の本尊とともに三大秘法の行法で、日蓮仏教の根幹の行門であるが、日蓮在世時には建立されず後世の門下に託されたが、長らく等閑に付されてきた。この難題に挑む力作。
著者紹介
齊藤日軌 (サイトウニチキ)
1953年、北海道富良野市生まれ。
1976年、立正大学仏教学部仏教学科卒。
1977年、北海道大学大学院インド哲学科研究生中退。
日蓮宗霊断師会総合研究所教学部長、所長を歴任。
日蓮宗本山妙顯寺第49世貫首、日蓮宗本要寺代務住職。
目次
序 現代科学の思想から見た四十五字段
一 日蓮大聖人の生命観(生死観)
二 日蓮仏教における仏陀と成仏の構造
日蓮仏教の目的/日蓮教学の原理/日蓮仏教における仏陀の構造/日蓮仏教の成仏の構造/まとめ
三 本門の戒壇、その現代的意義
戒壇史/日蓮大聖人の本門の戒壇の意義と、その現代的意義/戒壇の構成/戒壇立踏次第/戒壇の原理/本門の戒壇その現代的意義
四 実践信行ノート