国書刊行会

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書籍詳細

シンヤクエイリ ゲンダイブン イセモノガタリ

新訳絵入 現代文 伊勢物語

吉井勇
竹久夢二
国書刊行会 現代語訳

発売日
2011/02/17
判型
四六判
ISBN
978-4-336-05358-9
ページ数
208頁

定価 2,200円(本体価格2,000円)

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内容紹介

昔日の雅と恋の模様を活き活きとつづる。若き日の家人・吉井勇が心の風を詠み、竹久夢二が相愛の美を描く。大正ロマンの幻の名作が今蘇る。

著者紹介

吉井勇 (ヨシイイサム)


1886-1960。大正・昭和期の歌人、脚本家。伯爵。1909年3月に戯曲「午後三時」を『スバル』に発表。坪内逍遙に認められ、続々と戯曲を発表して脚本家としても名を上げる。1910年、第一歌集『酒ほがひ』を刊行。耽美派の歌人・劇作家としての地位を築いた。1915年、歌集『祇園歌集』を新潮社より刊行。1960年七四歳で死去

竹久夢二 (タケヒサユメジ)

1884‐1934。数多くの美人画を残しており、その作品は「夢二式美人」と呼ばれ大正浪漫を代表する画家。また、児童雑誌や詩文の挿絵も描いた

国書刊行会 (コクショカンコウカイ)

目次

狩衣の裾を切り裂いて
三月初旬の、雨がしめやかに降る朝
海草を届けながら
隠れてしまった女への切ない思い
通い路に関守が立つ
連れだした女が鬼に食べられる
海辺の旅愁
信濃の、浅間の煙
富士山と都鳥
武蔵の国、入間郡吉野の里〔ほか〕