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書籍詳細

チュウゴクニチヨウルイショシノケンキュウ

中國日用類書史の研究

酒井忠夫

発売日
2011/01/11
判型
A5判
ISBN
978-4-336-05315-2
ページ数
309頁

定価 4,180円(本体価格3,800円)

※品切れ

内容紹介

中国の生活百科ともいうべき日用類書は、当時の民衆生活を知る一級の資料。宋元明代を中心に、日用類書を体系的に整理する。

著者紹介

酒井忠夫 (サカイタダオ)

1912年3月25日 福井県坂井郡棗村小幡に生まれる。
1935年3月、東京文理科大学東洋史学科卒業
1935年4月、東京文理科大学助手(東洋史学教室勤務)。
1964年4月、東京教育大学教授。
1974年5月、筑波大学教授・附属図書館長。
1975年4月、筑波大学名誉教授。
主著に、『中国善書の研究』(弘文堂、1960年)、『酒井忠夫著作集』(国書刊行会、1997年~2011年、全6巻)がある。
2010年2月19日逝去。

目次

はしがき
第一章 類書
第二章 『四庫提要』の類書批判
第三章 『提要』の批判したいわゆる稗販の類書
第四章 『提要』所收の諸類書の分類
第五章 通俗的日用類書の出現
第六章 宋元時代の日用類書――特に『事林廣記』について
第七章 明代の『文林廣記』
第八章 明代の日用類書
第九章 明代の唐宋式類書
第十章 擧業のための類書
第十一章 啓劄翰墨の日用類書
第十二章 故事關係の日用類書
第十三章 幼學・童蒙敎育の日用類書
第十四章 居家日用類書
第十五章 市隱編纂の日用類書
第十六章 商人のための日用類書
第十七章 明代日用類書の流通
第十八章 むすび

補註
あとがき