国書刊行会

内容紹介

アメリカの伝説的バイカー集団「ヘルズ・エンジェルズ」に単身乗り込み18か月に渡り密着取材したルポルタージュ文学のクラシックにして、ゴンゾー・ジャーナリスト、ハンター・Ｓ・トンプソンの衝撃のデビュー作。1960年代における、バイクに乗ったギャング集団による、ドラッグ・レイプ・強奪の日々……。その真実が明らかになる！

著者紹介

ハンター・S・トンプソン （ハンタートンプソン）

1937年‐2005年。ジャーナリスト、作家。主としてノンフィクションを執筆。ケンタッキー州、ルイスビル生まれ。高校中退後アメリカ空軍に入隊。除隊後、数種の職業に就き、やがて『ネーション』、『タイム』、『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』などに寄稿。

飯田隆昭 （イイダタカアキ）

飯田隆昭（いいだ　たかあき）…1936-。東京都生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。現在、三重大学・大東文化大学名誉教授。訳書にウイリアム・バロウズ『シティーズ・オブ・ザ・レッド・ナイト』（思潮社）『爆発した切符』（サンリオSF文庫）、J・G・バラード『第三次世界大戦秘史』（福武書店）、ポール・ボウルズ『雨は降るがままにせよ』（思潮社）等がある。

目次

若者よ、バイクを転がせ
脅威の成り立ち、1965年
無法者の大騒ぎとバスレークでの未成年女子の強姦
麻薬のカバラと火の壁
後記
訳者あとがき