書籍詳細
イスラームトニホンジン
イスラームと日本人
- 発売日
- 2011/02/14
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 978-4-336-05209-4
- ページ数
- 252頁
定価 2,750円(本体価格2,500円)
内容紹介
イスラームと日本人との接点を回顧し、今後の可能性と問題を一望する。イスラームは戦後日本人が失った信仰心を目覚めさせることができるだろうか。
著者紹介
飯森嘉助 (イイモリカスケ)
拓殖大学名誉教授、日本・エジプト友好協会理事、日本ムスリム協会顧問兼諮問委員
樋口美作 (ヒグチミマサカ)
日本ムスリム協会第9代会長、同理事、世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会監事、世界連邦日本宗教委員会顧問、サイバー大学客員教授
最首公司 (サイシュコウジ)
日本アラブ協会理事、日本ムスリム協会諮問委員、海洋産業研究会客員研究委員
水谷周 (ミズタニマコト)
京都大学文学部卒業。博士(イスラーム思想史、ユタ大学)。社団法人日本宗教信仰復興会議代表理事、日本ムスリム協会理事、国際宗教研究所顧問などを務める。日本における宗教的覚醒とイスラームの意義の啓発に努める著作多数。
イスラーム信仰関係以外の著作として、『現代アラブ混迷史 : ねじれの構造を読む』(平凡社)、『集団的自衛権とイスラム・テロの報復』(青灯社、共著)、『Liberalism in
20th Century Egyptian Thought: The Ideologies of Ahmad Amin and Husayn』(Amin, London, I.B. Tauris)などがある。
片山廣 (カタヤマヒロシ)
アラブ イスラーム学院顧問
鈴木紘司 (スズキヒロシ)
NHK衛星放送部報道局アラビア語同時通訳者、地域文化学会理事
目次
総編集者のことば(水谷 周)
はじめに(樋口美作)
Ⅰ日本人ムスリムの歩んだ道
飯森 嘉助 アズハル大学初の卒業生の人生
樋口 美作 仕事と宗教の狭間から
最首 公司 ムスリム・ジャーナリストが見たイスラームの世界
Ⅱ 日本人ムスリムの軌跡
水谷 周 信仰と信念に生きる──林昂(オマル)
片山 廣 萱葺信正(モハメッド・イブラーヒーム)物語
鈴木 紘司 「日本ムスリム協会」歴代会長列伝
Ⅲ イスラームと日本社会
水谷 周 イスラームと日本の宗教的覚醒
樋口 美作 宗教対話――日本から世界へ
おわりに(飯森嘉助)