国書刊行会

内容紹介

岡本綺堂の『半七捕物帳』の登場人物・事件などあらゆる事項を網羅し、江戸言葉や風俗も収録した、半七親分の世界と江戸情緒をより深く味わうための決定版事典。筆者の研究成果であるコラムや付録も充実。

著者紹介

今内孜 （イマウチツトム）

昭和七年東京都生まれ。工業高校卒業後、東京ガス株式会社に入社。平成九年に退職後、日本シャーロック・ホームズ・クラブに入会。岡本綺堂がホームズを愛読していたことから綺堂と『半七捕物帳』の研究を始め現在に至る。十年かけて執筆したのが本書である。『半七捕物帳』と江戸時代の史跡が研究領域。