書籍詳細
内容紹介
ベスター、最強にして最狂の伝説的長篇。未来都市で召喚された新種の悪魔ゴーレム100をめぐる魂と人類の生存をかけた死闘――軽妙な語り口とタイポグラフィ遊戯が渾然一体となったベスターズ・ベスト!
解説・山形浩生
著者紹介
アルフレッド・ベスター (アルフレッドベスター)
1913年~1987年。ニューヨークに生まれ、コロンビア大学中退後、脚本家、編集者などのかたわらSF作家として活躍。長編『分解された男』で1953年第1回ヒューゴー賞を受賞。寡作ながらも超絶技巧と実験的作風で熱狂的ファンを持つ。
渡辺佐智江 (ワタナベサチエ)
翻訳家。訳書にリチャード・フラナガン『奥のほそ道』(白水社)、アルフレッド・ベスター『ゴーレム100』(国書刊行会)、アーヴィン・ウェルシュ『フィルス』(パルコ出版)、ビル・カニンガム『ファッション・クライミング』(朝日新聞出版)、レム・コールハース『S,M,L,XL+』(ちくま学芸文庫・共訳)など多数。