書籍詳細
チイサキハナバナ
小さき花々
- 発売日
- 2005/01/01
- 判型
- B5変型判
- ISBN
- 978-4-336-04670-3
- ページ数
- 234頁
定価 2,640円(本体価格2,400円)
内容紹介
名作『花物語』の続篇として書かれた珠玉短篇集がついに復刊! 中原淳一の清純優美な装幀・口絵・挿絵に彩られた、香気高き永遠の少女小説全10篇。オリジナル装幀を再現した愛蔵版。解説:山崎まどか
著者紹介
吉屋信子 (ヨシヤノブコ)
1896年~1973年。新潟県生まれ。新聞や女性向けの雑誌に数多くの作品を発表し、主に大衆小説および少女小説の分野で多大な読者の支持を得る。1920年に刊行された『花物語』は“女学生のバイブル”といわれベストセラーとなった。戦後は新たな境地をひらき、52年には『鬼火』で第四回日本女流文学者賞を受賞。67年、菊池寛賞を受賞。大正から昭和へかけての文学史上にひとつの地位を築いた。著書に、『花物語』『あの道この道』『わすれなぐさ』『徳川の夫人たち』『女人平家』その他多数。