国書刊行会

内容紹介

故人の信仰・死因・対象別による初めての法話集。45種の法話を、信仰の深浅や死因、聴衆の別などにより構成。説きにくいとされる急死、自殺や殺人事件の被害者、乳幼児の死などを数多く収録。

著者紹介

真野龍海 （マノリュウカイ）

1944年　大正大学梵文学卒
東京都港区芝天光院住職
浄土宗大本山清浄華院第82世法主
勧学院勧学職
大正大学名誉教授
勲四等旭日小綬章

西城宗隆 （サイキソウリュウ）

1975年　大正大学仏教学部仏教学科（浄土学）卒
東京都江戸川区大雲寺住職
浄土宗総合研究所研究員

佐藤雅彦 （サトウマサヒコ）

1989年　大正大学大学院文学研究科仏教学専攻博士後期課程満期退学
大正大学人間学部他非常勤講師
東京都文京区浄心寺住職

長谷川昌史 （ハセガワマサフミ）

1993年　大正大学大学院文学研究科仏教学専攻修士課程修了
横浜市戸塚区光安寺住職

目次

法話（実践）篇
　Ⅰ　僧侶への香語・弔辞
　　1〜５　香語
　　６〜７　弔辞
　Ⅱ　枕経・通夜・葬儀法話集
　　1〜４　篤信の人
　　５〜７　一般檀信徒
　　８〜10　面識のない人
　　11　高齢篤信の人
　　12　葬儀不要論の人
　　13　通　用
　　14〜16　長期療養の人
　　17〜18　高齢者
　　19〜21　病気の子ども
　　22〜24　働き盛りの親
　　25〜27　突然の病死
　　28〜30　事故死
　　31〜33　殺人事件の被害者
　　34〜36　子どもを亡くした親へ
　　37〜39　親を亡くした子どもへ
　　40〜42　胎児・新生児
　　43〜45　自　殺
　監修・責任編集・執筆者一覧
　おわりに

解説（理論）篇
　序　文
　本書の使い方について
　釈尊の大死と仏教の新生
　法然上人の葬送について
　葬儀の意義
　葬儀の実状
　教化の場としての葬送儀礼
　教化の場としての葬儀