書籍詳細
内容紹介
偉大なる〈ほら話〉の語り手:R・A・ラファティによる最初期の長篇作。異星をめぐりながら次々と奇怪な冒険をくりひろげる宇宙版『オデュッセイア』。どす黒いユーモアが炸裂する奇妙奇天烈な世界。
著者紹介
R・A・ラファティ (レイフェルアロイシャスラファティ)
柳下毅一郎 (ヤナシタキイチロウ)
1963年大阪府生まれ。映画評論家・翻訳家。雑誌『宝島』の編集者を経てフリー。ガース柳下の筆名で『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』(洋泉社/文春文庫)を町山智浩と共著。著書に『興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史』(青土社)、『新世紀読書大全 書評1990-2010』(洋泉社)など多数。訳書にR・A・ラファティ『第四の館』(国書刊行会)、アラン・ムーア/J・H・ウィリアムズIII『プロメテア1~3』(小学館集英社プロダクション)、ジョン・ウォーターズ『ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』(国書刊行会)、監訳書に〈J・G・バラード短編全集〉(東京創元社)など。