書籍詳細
内容紹介
日本統治下の台湾を舞台に、歴史に翻弄される貧しい客家人一家の物語を、養女にやってきた女性の生涯を軸にペーソス溢れる筆致で描く。台湾文学を代表する長篇小説。
著者紹介
李喬 (リチアオ)
岡崎郁子 (オカザキイクコ)
三木直大 (ミキナオタケ)
一九五一年、大阪府生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。現在、広島大学総合科学部教授。訳書に、「而已集・三閑集」『魯迅全集』(共訳、学習研究社)、「史鉄生」『現代中国文学選集』第三巻(共訳、徳間書店)、張大春「将軍の記念碑」『台北ストーリー』(国書刊行会)、王拓「金水嬸」『鹿港からきた男』(国書刊行会)などがある。