国書刊行会

買物カゴを見る

書籍詳細

金枝篇―呪術と宗教の研究 4

シニユクカミ

金枝篇4 死にゆく神

J. G. フレイザー
神成利男
石塚正英 監修

発売日
2006/07/01
判型
菊判
ISBN
978-4-336-04495-2
ページ数
294頁

定価 9,350円(本体価格8,500円)

※在庫あり

オンライン書店で購入する

  • amazon.co.jp
  • honto
  • セブンネットショッピング
  • 楽天ブックス
  • 紀伊国屋書店
  • e-hon
  • Honya Club

店頭在庫を確認する

内容紹介

祭司はなぜ「黄金の枝」を折り取り、前任者を殺すのか―― イタリアの静かな湖畔から、全世界の慣習、儀式、風俗をめぐり、 呪術と宗教の起源をさぐる壮大な旅が、今始まる。 文化人類学はもちろん、20世紀の人文科学全般に多大な影響を与えた畢生の書、本邦初の完訳。 イタリア、ネミの森に残る「金枝」にまつわる森の王の伝説を解明するため、 世界各地の神話、伝説、習慣を探し求め、 呪術と宗教、王と儀礼、人間と社会をめぐる膨大な記録を集積した。 ●「決定版」と言われる1936年刊の第三版全13巻の本邦初の完訳。 ●「簡約版」(邦訳=岩波文庫)では割愛された膨大な原註もすべて収録。著者が典拠とした引用資料を明記。註の中でしか語られない例証も収載。 ●「簡約版」で削除された数々の章、節、エピソードが収載され、フレイザーの思考の流れがより明瞭に。 ●ヨーロッパをはじめ、アジア、アフリカ、オーストラリア、アメリカまで、全世界の慣習、風俗に関して言及。 ●各巻に索引、別巻で総索引を付す。

著者紹介

J. G. フレイザー (ジェームズ・ジョージ・フレイザー)

(1854~1941)スコットランド、グラスゴーに生まれる。ケンブリッジ大学トリニティー・カレッジ入学後、エドワード・タイラーなどに影響を受け人類学・民族学・神話学の研究を開始する。1907年リヴァプール大学教授に就任。40年以上の半生を『金枝篇』執筆と完成のために費やし、その研究はエリオットやコンラッドなどをはじめとする文学や、映画・美術・社会学など様々な領域に影響を与えている。

神成利男 (カンナリトシオ)

1917年秋田県に生まれる。朝鮮総督府・大蔵省財務局などに勤務中本書の翻訳を開始。1970年退職と同時にアイヌの里二風谷に移住、1991年に死去するまで本書の翻訳を続け、完成させる。訳書に『コタン探訪記――日本の知られざる辺境・北海道編』(北海道出版企画センター)などがある。

石塚正英 (イシヅカマサヒデ)

1949年新潟生まれ。1981年立正大学大学院博士後期課程満期退学。現在、東京電機大学大学院理工学研究科教授。博士(文学)。著書に『信仰・儀礼・神仏虐待』(世界書院)、『歴史知とフェティシズム』(理想社)、『歴史知と学問論』(社会評論社)などがある。