書籍詳細
コウガケッサsクシュウ
「光画」傑作集
- 発売日
- 2005/11/01
- 判型
- A5判
- ISBN
- 978-4-336-04491-4
- ページ数
- 324頁
定価 4,950円(本体価格4,500円)
内容紹介
日本の写真表現が最初の全盛期を迎えた1930年代を中心に、モダニズムの光輝を放つ傑作写真集を原本に忠実に復刻するシリーズ全6巻。各巻に監修者による解説を付す。別巻として、雑誌『光画』の全口絵・重要論文を集成。
本巻は別巻として、1932年に発刊された月刊写真雑誌「光画」から、全写真と主要な評論・エッセイを収録する。野島康三の「女」のシリーズ、中山岩太のフォト・モンタージュ作品や、伊奈信男による新興写真のマニフェスト「写真に帰れ」などを収録。
著者紹介
飯沢耕太郎 (イイザワコウタロウ)
1954年宮城県生まれ。写真評論家。日本大学芸術学部写真学科卒、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。著書に『「芸術写真」とその時代』(筑摩書房)、『写真に帰れ 光画の時代』(平凡社)、『都市の視線 日本の写真 1920〜30年代』(創元社)、『現代日本写真アーカイブ 震災以後の写真表現2011-2013』(青弓社)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアート社)など多数。
金子隆一 (カネコリュウイチ)
1948年東京都生まれ。立正大学文学部卒業。東京都写真美術館専門調査員、武蔵野美術大学講師、東京綜合写真専門学校理事長などを歴任。著書に『日本近代写真の成立』(共著、青弓社)、『日本写真集史 1956-1986』(共著、赤々舎)、『日本は写真集の国である』(梓出版社)などがある。2021年逝去。