書籍詳細
内容紹介
孤独な中年女性の日常への美しくも不気味な侵入者をえがいて、乱歩が〈奇妙な味〉の傑作と絶賛した「銀の仮面」他、絶妙な筆致で不安と恐怖の物語を織り上げる名匠ヒュー・ウォルポールの本邦初の傑作集。
著者紹介
ヒュー・ウォルポール (ヒューウォルポール)
倉阪鬼一郎 (クラサカキイチロウ)
一九六〇年三重県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒、同大学院日本文学専攻中退。作家・翻訳家・俳人。著書に短篇集「怪奇十三夜」、句集「怪奇館」など、訳書にウエイクフィールド「赤い館」(共訳・国書刊行会)、「怪奇小説の世紀」(共訳・国書刊行会)などがある。