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書籍詳細

文学の冒険

コイスルセンスイカン

恋する潜水艦

ピエール・マッコルラン
橋本克己大野多加志高遠弘美尾方邦雄

発売日
2000/04/30
判型
四六判
ISBN
978-4-336-04238-5
ページ数
400頁

定価 3,080円(本体価格2,800円)

※品切増刷未定

内容紹介

「宝島」異聞ともいうべき冒険小説『海賊の唄』。「ジャリの『ユビュ王』とダダイスムとの架け橋となった作品」と評される未来派的な奇作『恋する潜水艦』。他に、『金星号航海記』を収録。

著者紹介

ピエール・マッコルラン (ピエールマッコルラン)

(1882-1970) Pierre MacOrlan
フランスの作家。第一次大戦前のモンマルトルでアポリネールやピカソら多くの芸術家たちと交わり、その後ヨーロッパ各地や北アフリカを放浪する。ユーモアあふれるファンタスティックな作風で本国フランスでは幅広い人気を誇る。1950年にはアカデミー・ゴンクールのメンバーに選ばれ、1966年にレジオン・ドヌール勲章を受ける。代表作『夜霧の河岸』はマルセル・カルネの映画『霧の波止場』の原作として有名。

橋本克己 (ハシモトカツミ)

大野多加志 (オオノタカシ)

高遠弘美 (タカトオヒロミ)

1952年長野県生まれ。早稲田大学大学院フランス文学専攻博士課程修了。明治大学名誉教授。著訳書に、『乳いろの花の庭から』、『物語 パリの歴史』、プルースト『失われた時を求めて』、ロミ『突飛なるものの歴史』『悪食大全』『乳房の神話学』、ロミ&ジャン・フェクサス『おなら大全』、ジャン・フェクサス『うんち大全』ほか。

尾方邦雄 (オガタクニオ)