書籍詳細
チカシツノサツジン
地下室の殺人
- 発売日
- 1998/07/21
- 判型
- 四六変型判
- ISBN
- 978-4-336-03842-5
- ページ数
- 308頁
定価 2,530円(本体価格2,300円)
内容紹介
新居に越してきた新婚夫婦が地下室の床から掘り出したのは、若い女性の腐乱死体だった。被害者の身元調べの前段から、名探偵シェリンガム登場の後半にいたって事件は鮮やかな展開をとげる。傑作本格ミステリ。
著者紹介
アントニイ・バークリー (アントニイバークリー)
1893年~1971年。オクスフォード大学卒業後、第一次世界大戦に陸軍大尉として従軍。その後雑誌『パンチ』の常連寄稿家としてユーモア小説などを発表し、1925年に「?」名義で出版した『レイトン・コートの謎』が評判となる。以降革新的な作風で推理小説を量産、人気を博した。
佐藤弓生 (サトウユミオ)
一九六四年、石川県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。詩人・翻訳家。詩集に「新集・月的現象」(沖積舎)、訳書に「怪奇小説の世紀」(国書刊行会)などがある。