書籍詳細

内容紹介
虎に扮してライオンと戦うはめになった男が檻の中で出会ったのは……ユーモラスな展開の中に人生の深淵を覗く「銀色のサーカス」他、日常の裏側に潜む神秘と怪奇を詩情あふれる筆で描きだす珠玉の短篇集。
著者紹介
A.E.コッパード (アルフレッドエドガーコッパード)
西崎憲 (ニシザキケン)
翻訳家、作家、アンソロジスト。訳書にコッパード『郵便局と蛇』、『ヘミングウェイ短篇集』、『青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集』など。著書に第十四回ファンタジーノベル大賞受賞作『世界の果ての庭』、『蕃東国年代記』『未知の鳥類がやってくるまで』『全ロック史』『本の幽霊』など。フラワーしげる名義で歌集『ビットとデシベル』『世界学校』。電子書籍や音楽のレーベル〈惑星と口笛〉主宰。音楽家でもある。