書籍詳細
ハナモノガタリ
花物語 中
新装版
- 発売日
- 2003/10/21
- 判型
- B6判
- ISBN
- 978-4-336-03691-9
- ページ数
- 362頁
定価 2,090円(本体価格1,900円)
内容紹介
少女小説の代表的名作として、多くの少女たちに圧倒的支持をもって読みつがれ、感動を誘ってきた「花物語」。1篇ごとを彩る花々に寄せて淳一が華やかな挿画で飾る。あとがき田辺聖子。
著者紹介
吉屋信子 (ヨシヤノブコ)
1896年~1973年。新潟県生まれ。新聞や女性向けの雑誌に数多くの作品を発表し、主に大衆小説および少女小説の分野で多大な読者の支持を得る。1920年に刊行された『花物語』は“女学生のバイブル”といわれベストセラーとなった。戦後は新たな境地をひらき、52年には『鬼火』で第四回日本女流文学者賞を受賞。67年、菊池寛賞を受賞。大正から昭和へかけての文学史上にひとつの地位を築いた。著書に、『花物語』『あの道この道』『わすれなぐさ』『徳川の夫人たち』『女人平家』その他多数。