国書刊行会

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書籍詳細

ハナモノガタリ

花物語 上

新装版

吉屋信子

発売日
2003/08/29
判型
B6判
ISBN
978-4-336-03690-2
ページ数
348頁

定価 2,090円(本体価格1,900円)

※品切増刷未定

内容紹介

少女小説の代表的名作として、多くの少女たちに圧倒的支持をもって読みつがれ、感動を誘ってきた「花物語」。1篇ごとを彩る花々に寄せて淳一が華やかな挿画で飾る。あとがき田辺聖子。

著者紹介

吉屋信子 (ヨシヤノブコ)

1896年~1973年。新潟県生まれ。新聞や女性向けの雑誌に数多くの作品を発表し、主に大衆小説および少女小説の分野で多大な読者の支持を得る。1920年に刊行された『花物語』は“女学生のバイブル”といわれベストセラーとなった。戦後は新たな境地をひらき、52年には『鬼火』で第四回日本女流文学者賞を受賞。67年、菊池寛賞を受賞。大正から昭和へかけての文学史上にひとつの地位を築いた。著書に、『花物語』『あの道この道』『わすれなぐさ』『徳川の夫人たち』『女人平家』その他多数。