書籍詳細
アベラシオン
アベラシオン
- 発売日
- 1991/05/08
- 判型
- 菊判
- ISBN
- 978-4-336-03137-2
- ページ数
- 300頁
定価 4,950円(本体価格4,500円)
内容紹介
「動物観相学」「絵のある石」「ゴシック建築のロマン」「庭園とイリュージョン風景」の形態の伝説をめぐる4つのエッセーを収録。近代合理主義から逸脱した偏奇なイメージの数々。
著者紹介
ユルギス・バルトルシャイティス (ユルギスバルトルシャイティス)
1903年~1988年。リトアニア生まれ。美術史家。同じく美術史家H・フォシヨンの娘婿で、大ビータウタス大学の美術史教授を経てパリに定住し、歴史・考古学、神話学、神秘学などの該博な知識を駆使したユニークな美術史を講じた。
種村季弘 (タネムラスエヒロ)
1933年~2004年。東京大学文学部独文科卒。國學院大學教授。著作集『種村季弘のネオ・ラビリントス』全8巻(河出書房新社)、訳書ホッケ『迷宮としての世界』美術出版社(共訳)、『怪奇・幻想・綺想文学集 種村季弘翻訳集成』(国書刊行会)などがある。
巌谷國士 (イワヤクニオ)
1943年、東京生まれ。シュルレアリスム研究者として文学、美術、映画と多岐にわたる分野で活躍。訳書にブルトン『ナジャ』、マックス・エルンスト『百頭女』などがある。評論に『幻視者たち』、『反ユートピアの旅』などがある。