書籍詳細
内容紹介
一卵性双生児ジャン=ポールの〈秘儀参入〉の冒険譚を軸に展開する壮大なドラマの世界。SF・神話・童話・パロディ等の要素を織り混ぜながら語られる、現代フランス文学の旗手トゥルニエによる現代の寓話。
著者紹介
ミシェル・トゥルニエ (ミシェルトゥルニエ)
榊原晃三 (サカキバラコウゾウ)
一九三〇年、愛知県生まれ。早稲田大学大学院大学院修士課程修了。現在、法政大学講師。著書に、「ジャンヌ・ダルク」(ぎょうせい)、「奇蹟・ルルドの泉」(小学館)、訳書にトゥルニエ「フライデーあるいは太平洋の冥界」(岩波書店)、「オリエントの星の物語」(白水社)などがある。
南條郁子 (ナンジョウイクコ)
一九五四年、福岡県生まれ・お茶の水女子大学卒業。翻訳家。