書籍詳細
内容紹介
超自然の力を持つ主人公が、イタリアの山脈、エーゲ海の島をめぐり、大革命下のパリに終結する、冒険とオカルティズムとにみちた神秘小説。薔薇十字会会員でもあったブルワ=リットンの代表作。
著者紹介
E.ブルワ=リットン (エドワードブルワリットン)
富山太佳夫 (トミヤマタカオ)
1947年鳥取県生まれ。東京大学大学院修士課程修了。現在、青山学院大学教授。専攻、英文学。主な著書に、『シャーロック・ホームズの世紀末』(1993、青土社、芸術選奨新人賞)、『ポパイの影に―漱石/ フォークナー/文化史』(1996、みすず書房)、『書物の未来へ』(2003、青土社、毎日書評賞)、『笑う大英帝国―文化としてのユーモア』(2006、岩波新書)、主な訳書に、ソンタグ『火山に恋して―ロマンス』(2001、みずず書房)、ピーター・ゲイ『快楽戦争―ブルジョワジーの経験』(2001、青土社)、ジョナサン・スウィフト『ユートピア旅行記叢書6 ガリヴァー旅行記』(2002、岩波書店)、ピーター・ペリクレス・トリフォナス『エーコとサッカー』(2004、岩波書店)などがある。
村田靖子 (ムラタヤスコ)