書籍詳細
内容紹介
19世紀小説を20世紀小説へと大きく転換させた巨人ジェイムズが、『ねじの回転』等の、ゴシック小説の伝統の上にたった奇妙な心理的幽霊小説の作家でもあったことは非常に興味深い。彼のゴシシズムに対するアンビギュアスな態度を知りうる好著。
19世紀小説を20世紀小説へと大きく転換させた巨人ジェイムズが、『ねじの回転』等の、ゴシック小説の伝統の上にたった奇妙な心理的幽霊小説の作家でもあったことは非常に興味深い。彼のゴシシズムに対するアンビギュアスな態度を知りうる好著。