ナポレオンセンソウノカイセントセンジュツ

ナポレオン戦争の会戦と戦術

ロリー・ミュア 著
佐藤俊之 訳

発売日 2026/04

判型 四六判   ISBN 978-4-336-07668-7

ページ数 733 頁   Cコード 0022

定価 6,380円 (本体価格5,800円)

【内容紹介】

ナポレオン時代の将軍は会戦でいかに兵を率い、兵士たちは戦場でなにを見、どのような覚悟で恐怖を克服したのか?
歩兵、騎兵、砲兵の各兵種はそれぞれどのように敵と対峙したのか?
会戦の混乱の中で負傷兵はどのように扱われたのか?

当時の将兵の回想録や手紙をふんだんに用いて、19世紀初頭の会戦(Battle)を隊形戦術と指揮統率の両面から多角的に描き出す、会戦研究の傑作!

本書は個別の会戦や人物についてただ著述するのではなく、会戦と兵士の経験に共通する普遍性を明らかにし、将軍や兵士の感情・心理の分析と、厳密な史料批判に基づく定量的分析により、「会戦」を徹底分析する。

また本書では膨大な数の会戦と人物に言及するため、本邦では馴染みの薄い名称や出来事も多く登場する。このため訳者による約150の訳注に加え、79の会戦解説、133名の人物解説を収録し、ナポレオン戦争研究のための「辞書的資料」としての側面も併せ持つ。

【著者紹介】

ロリー・ミュア (ロリーミュア)

1962年3月20日、オーストラリア・アデレード生まれ。1983年アデレード大学卒業。1990-91年サウサンプトン大学歴史学客員研究員、1997年からオーストラリア・アデレード大学歴史学客員研究員。著作には本書の他に『Britain and the Defeat of Napoleon 1807-1815』Yale University Press 1996、『Salamanca 1812』Yale University Press 2001、『Wellington』(全2巻)Yale University Press 2013などがある。

佐藤俊之 (サトウトシユキ)

軍事史著述家、翻訳家。1966年東京都出身。東京造形大学中退。西洋軍事史に関する著述、翻訳を二十年以上続ける。訳書に『ナポレオンの軽騎兵』『サクソン/ヴァイキング/ノルマン』『アーサーとアングロサクソン戦争』(以上、新紀元社)がある。ワンパブリッシング刊行「歴史群像」誌に欧州戦史記事を連載。