現代魔術大系 1
タロット・タリスマン
タロット・タリスマン
タロット天使の召喚技法
チック・シセロ/サンドラ・タバサ・シセロ 著
秋端勉 監修
婀聞マリス 訳
発売日 2023/08/24
判型 A5判 ISBN 978-4-336-03861-6
ページ数 349 頁 Cコード 0310
定価 7,480円 (本体価格6,800円)
- シリーズ: 現代魔術大系
- アレイスター・クロウリー、ダイアン・フォーチュンら強大な魔術師を産み出した魔術結社〈黄金の夜明け〉団。この19世紀末の英国の魔術結社を源流とする近代魔術ルネッサンスの波は、その後もとどまることなく世界に広がり続け、現代にまでいたっている。本大系では現代に生きる著名な魔術師の著作の中から名著を厳選し、爆発的な展開を見せつつある闇の水流に光をあてる。〈魔術〉を統括した、海外でも類を見ない本格的叢書である。
【内容紹介】
タロットの新たな可能性──
生きた魔術的体系であるタロットカードを呪符となさんがために、天使を召喚せよ。
引き寄せるタリスマンと撥ね除けるアミュレット、それぞれの用途や象徴との照応関係、召喚対象のテレズマ的似姿とシジル作成方法などを、予備知識不要のステップバイステップで記す、召喚魔術の新機軸。
〈※本巻は諸事情によりシリーズ刊行開始時の予告から内容を変更して刊行致しました。恐縮ながらお待ちいただいていた方々には御了承をいただきたく、お願い申し上げます。〉
【著者紹介】
チック・シセロ (チック・シセロ)
チャールズ〈チック〉シセロ(Charles "Chic" Cicero)
1936年、アメリカ合衆国ニューヨーク州生まれ。
イスラエル・リガルディー博士の個人的友人、腹心の友であり、1977年に「黄金の夜明け」神殿を設立した際は、リガルディーの「黄金の夜明け」団の正統復興活動の主要な支援者のひとりであった。1980年代初頭、「黄金の夜明け」団米国支部設立直後に、妻・共著者のサンドラ・タバサ・シセロと出会う。「黄金の夜明け」団では1994年から大誉インペレーターを務める。
サンドラ・タバサ・シセロ (サンドラ・タバサ・シセロ)
サンドラ・タバサ・シセロ(Sandra Tabatha Cicero)
1959年、アメリカ合衆国ウイスコンシン州生まれ。
チャールズ〈チック〉シセロと出会い、「黄金の夜明け」魔術システムを修める。5年を費やして「黄金の夜明け」魔術タロットを描きあげた。「黄金の夜明け」団では大誉キャンセラリアを務める。
秋端勉 (アキバツトム)
国内の魔術結社I∴O∴Sの創始者。O∴H∴団員。実践的なカバラを追求する過程で深入りする。
著書に、『実践魔術講座 リフォルマティオ』(三交社、2013年)、『魔術原論 エレメンタマギカ』(三交社、2020年)などがある。
婀聞マリス (アモンマリス)
実践魔術に関心を持ったことをきっかけに、タロットと出会う。2015年よりタロットリーダーとして活動。都内のイベントおよびオンラインセッションを中心にリーディングを行う。
共訳書に、ドナルド・マイケル・クレイグ『モダンマジック』(国書刊行会、2023年)がある。