コスタリカデンセツシュウ
コスタリカ伝説集
エリアス・セレドン 編
山中和樹 訳
発売日 2022/05/23
判型 四六変型判 ISBN 978-4-336-07348-8
ページ数 396 頁 Cコード 0098
定価 3,300円 (本体価格3,000円)
【内容紹介】
姫を助けるために灼熱の火山で歌い美しい声を失った小鳥、海から箱に入って流れ着いた不思議なマリア像、ドゥエンデ(小人)やジョローナ(泣き女)、チンゴ・ネグロ(悪魔の黒牛)など個性あふれる妖怪たち――。豊かな自然とスペイン人支配の歴史のなかで生まれ、長く語り継がれてきた中米コスタリカの伝説を、「土地の伝承」「宗教伝説」「怪異譚」の三部構成で紹介。本国で版を重ねる名著の本邦初訳。
【著者紹介】
エリアス・セレドン
1953年生まれ。コスタリカ国立図書館、コスタリカ国立公文書館などに勤務するかたわら、コスタリカの伝説の収集・研究に従事。2014年逝去。
山中和樹 (ヤマナカカズキ)
1950年、岡山県生まれ。1973年、一橋大学商学部卒業。1977年、岡山大学大学院文学研究科(英語・英文学専攻)修了。1979年から1993年まで国際協力事業団(現・国際協力機構)や日本国文部省より、コスタリカ、パプア・ニューギニア、シンガポール、ペルーおよびメキシコに派遣主に日本語教育に従事。1994年から2003年まで、新潟産業大学人文学部講師、助教授、教授、日本語教育担当。2003年から2015年まで福井大学国際交流センター教授。2016年より新潟産業大学経済学部非常勤講師。著書に『スペイン語とともに考える 英語のラテン語彙の世界』(開拓社)等がある。