ミュージアムグッズノチカラ
ミュージアムグッズのチカラ
大澤夏美 著
発売日 2021/07/21
判型 A5判 ISBN 978-4-336-07107-1
ページ数 144 頁 Cコード 0076
定価 1,980円 (本体価格1,800円)
【内容紹介】
★藤岡みなみさん(文筆家・ラジオパーソナリティ)推薦!
「ぜんぶ欲しい!
博物館は、持って帰れる。
制作秘話がドラマだらけ。
ここは情熱のデパート。
この本を読んで、なぜ人はミュージアムグッズに惹かれるのかがわかりました。それはきっと、グッズたちに魂が吹き込まれているから。日頃からミュージアムを支える方々、研究者、学芸員のみなさんの愛と情熱の産物が、そこに足を運んだ人々の興奮と結びついたとき、忘れられない宝物になるのでしょう。ロマンの出口であり、入り口。絶対に博物館に行きたくなる!」
★ミュージアムグッズの「ステキ」さを、①かわいいを楽しみたい、②感動を持ち帰りたい、③マニアックを堪能したい、④もっと深く学びたい、の4つのテーマで分類して紹介した、ミュージアムグッズ愛好家・大澤夏美による、ミュージアムグッズ愛溢れる一冊。読み進めるごとに博物館の魅力に夢中になります!
★著者おすすめのミュージアムグッズの紹介だけではなく、「本当にステキなミュージアムグッズ」とは、「作品、資料へのリスペクトが感じられるグッズ」であり、「博物館の活動や、その先の文化、自然などに興味を持てるグッズ」であるという考えに基づき、ミュージアムグッズが作られるプロセスや、ミュージアムグッズの過去・現在・未来について、開発者などのインタビューを交えながら、論じます。ミュージアムグッズ、それは私たちを博物館へと誘う「チカラ」に溢れています。
【本書の内容】
《Chapter 1 かわいいを楽しみたい》
インタビュー アーティゾン美術館
インタビュー もりおか歴史文化館
インタビュー 奈良文化財研究所 飛鳥資料館
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)
紅ミュージアム
五島美術館
棟方志功記念館
京都水族館
那須どうぶつ王国
大谷資料館
群馬県立歴史博物館
リニア・鉄道館
石川県ふれあい昆虫館
コラム ミュージアムショップで何を見ているの?
《Chaper 2 感動を持ち帰りたい》
インタビュー 山種美術館
インタビュー 中津市歴史博物館
インタビュー 長谷川町子美術館・記念館
仙台うみの杜水族館
サントリー美術館
福岡市美術館
東京国立博物館
印刷博物館
東京都庭園美術館
知床羅臼ビジターセンター
国立民族学博物館
福井県年縞博物館
コラム 楽しく、濃厚な、ミュージアムめぐりの旅
《Chapter 3 マニアックを堪能したい》
インタビュー 新宿区立漱石山房記念館
インタビュー 伊丹市昆虫館
インタビュー 大阪市立自然史博物館
海遊館
21_21 DESIGN SIGHT
国立歴史民俗博物館
福岡市博物館
葛西臨海水族園
徳川美術館
奥州市牛の博物館
九州国立博物館
渡辺淳一文学館
コラム そんなに大量のミュージアムグッズ、どうしてるの!?
《Chapter 4 もっと深く学びたい》
インタビュー 地質標本館
インタビュー JT生命誌研究館
インタビュー 水戸芸術館現代美術センター
国立科学博物館
上野動物園
鳥羽市立海の博物館
三菱一号館美術館
日本科学未来館
京都国立博物館
北海道大学総合博物館
目黒寄生虫館
ミュージアムパーク 茨城県自然博物館
【著者紹介】
大澤夏美 (オオサワナツミ)
札幌市立大学でデザインを学んだのち、北海道大学大学院に進学。博物館経営論をベースとして、ミュージアムグッズの研究に取り組む。会社員を経て、現在はミュージアムグッズ愛好家として活動。研究、実践の両面から、ミュージアムグッズを通じて博物館の魅力を伝える活動に邁進中。