ミズノメイキュウ

水の迷宮

種村季弘 著

発売日 2020/12/18

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-07080-7

ページ数 320 頁   Cコード 0095

定価 4,950円 (本体価格4,500円)

【内容紹介】

泉鏡花賞作家の種村季弘が30有余年にわたって書いた、我が国最高の幻想文学作家・泉鏡花を論じる力作評論、エッセー、講演録16編を集大成。
『泉鏡花集成』(ちくま文庫)の伝説的な名解説をはじめ、約半分が今回はじめて単行本に収録される作品。
川上弘美との対談、「鏡花、彼岸の光明」も収載。
装丁、見返しは、小村雪岱の画を使用。美麗愛蔵版。

【著者紹介】

種村季弘 (タネムラスエヒロ)

1933年~2004年。東京大学文学部独文科卒。國學院大學教授。著作集『種村季弘のネオ・ラビリントス』全8巻(河出書房新社)、訳書ホッケ『迷宮としての世界』美術出版社(共訳)、『怪奇・幻想・綺想文学集 種村季弘翻訳集成』(国書刊行会)などがある。