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正法眼蔵写真集

道元禅師――禅の心象風景  

竹島善一/遠藤太禅 著

発売日 2020/07/27

判型 菊倍判   ISBN 978-4-336-07047-0

ページ数 136 頁   Cコード 0015

定価 6,050円 (本体価格5,500円)

【内容紹介】

「谿声山色」(谿の声、山の色)を伝える珠玉の名句と写真百十一葉。奥会津の山寺に見る『正法眼蔵』の静謐な世界を白黒写真で再現。道元禅師の言葉が山寺の一木一草に現れる。『正法眼蔵』の心打つ名句に響き合う写真と、禅味あふれる解説。禅語や難字に解りやすい語釈を加えた。

【著者紹介】

竹島善一 (タケシマヨシカズ)

昭和10年(1935)東京生まれ。うなぎ蒲焼き店「ふな与」店主。
著書に『観世音声を限りに』(共著)、『谿声山色』『鉄道模型の世界』『会津・農の風景』『蘇る記憶1・2・3』『戦中・戦後の日々』など。

遠藤太禅 (エンドウタイゼン)

大正2年(1913)福島県会津西方生まれ。福島県三島町西方西隆寺元住職。
昭和6年(1931)仙台栴檀中学卒業後、福井県永平寺、仙台市の輪王寺にて修行。昭和13年(1938)応召。中国南部からベトナム、タイ、ビルマの戦地で工兵として5年間従軍。ビルマで1年間の捕虜生活を送る。昭和21年(1946)帰還。帰還後は幼児教育に専念。昭和9年(1934)西隆寺住職となる。平成2年(1990)死去。著書に『傷魂』『三岐笛』『観音の風光―私がめぐり逢った観音さまたち―』『ビルマ蜻蛉』など。