ゲンダイヲシルタメノブンガク20
現代を知るための文学20
狩野良規 著
発売日 2020/03/19
判型 四六判 ISBN 978-4-336-06576-6
ページ数 448 頁 Cコード 0090
定価 2,860円 (本体価格2,600円)
【内容紹介】
「で、先生、いったい文学って何なんでしょう?」――飲み会での学生の一言から、根源的な問いへの答え探しが始まった。ゆりかごから墓場までエンタメまみれの現代、エンタメとはひと味違う本を読みたくなった時のプロモーション・ブックにして攻略本。
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「忙しさの合間に読む文学作品は、答えがないのに、いや、答えがないゆえに、我々が自分の魂と問答するためのよきカウンセラー役を果たしてくれる。自分の腹に落ちてくる答えは、結局己の心の中にしか存在しない。それを自ら発見するための触媒であり、同時によき見守り役にもなってくれるのが、文学ではないだろうか。」(本書より)
【著者紹介】
狩野良規 (カノウヨシキ)
1956年東京都生まれ。東京外国語大学外国語学研究科修士課程修了。東京都立大学人文学部(史学専攻)卒業。オックスフォード大学留学(1991―92年)。現在、青山学院大学国際政治経済学部教授。専攻、イギリスおよびヨーロッパ文学・演劇学・映像論。
主な著書に、『シェイクスピア・オン・スクリーン』(三修社)、『スクリーンの中に英国が見える』、『ヨーロッパを知る50の映画』正・続、『現代を知るための文学20』、『ポジティブシンキングにならないために』、『シェイクスピアとの対話』(以上、国書刊行会)、『えみゅーる――狩野良規自選エッセイ集』(シーズ・プランニング)などがある。