キョウコウチョウノシシャ
教皇庁の使者
服部独美 著
発売日 2019/05/14
判型 四六判 ISBN 978-4-336-06357-1
ページ数 280 頁 Cコード 0097
定価 2,750円 (本体価格2,500円)
【内容紹介】
〈日出の地(オリエント)〉の皇帝の身代りとして男性を失った宝苓は、不思議な操り人形芝居を演じる〈日没の地(オクシデント)〉の一人の老人と知り合う……。≪カタマイト≫と人々が呼ぶホムンクルスの秘密。教皇庁から来た使者たちと船の秘儀。秘密結社≪ほとんど全てを見た者たち≫とは何か? 流れる水のような時間とともに物語られ、全世界が鳥のとどまる一瞬の夢と現ずる、究極の長篇幻想小説。謎の覆面作家による幻想文学の極北。
【著者紹介】
服部独美 (ハットリヒトミ)
小説家。