探偵クラブ

カオルタイショウトニオウノミヤ

薫大将と匂の宮

岡田鯱彦 著

発売日 1993/06/10

判型 四六判   ISBN 978-4-336-03458-8

ページ数 328 頁   Cコード 0093

定価 2,563円 (本体価格2,330円)

シリーズ: 探偵クラブ
昭和初期、「新青年」「ぷろふいる」「宝石」等を中心に全盛期を迎えた日本探偵小説。その到達点と多彩な才能をここに結集。現在入手困難な名作を多数収録、ながく〈幻の探偵作家〉とされてきた名匠たち、戦後の復興を支えた巨匠たちの全貌を明らかにし、探偵小説黄金時代の熱気とロマンを呼び戻す、ミステリ・ファン待望の〈探偵クラブ〉コレクション!!

【内容紹介】

宮中の人気を二分する二人の貴公子の恋の鞘当てが招いた美しい姫君たちの死。「源氏物語」の世界を舞台に紫式部と清少納言が探偵競争を繰り広げる。併録・「妖鬼の咒言」「噴火口上の殺人」。解説・仁賀克雄

【著者紹介】

岡田鯱彦 (オカダシャチヒコ)